トム・クルーズじゃねぇか! ライアン・レイノルズ、「グリーン・ランタン」がデップーに抹殺されたので主演返上
難しく賢明な編集作業、つまりトム。
ライアン・レイノルズが自身の主演作「グリーン・ランタン」の独自版を8月5日、Instagramで公開。「デッドプール2」でデップーによってライアンが消されたため、替わってトム・クルーズを主演に起用したという筋書きのようです。そうきたか!
大コケした主演作として、これまで「グリーン・ランタン」をたびたび自虐のネタにしてきたライアン。今回も「おまえらが特に待っていなかった秘密のレイノルズ版グリーン・ランタンだよ」とかなり投げやりに秘蔵映像を公開しました。そうは言いながら「できる限り優れた作品にするため難しく賢明な編集作業を実現させた」というツンデレ通常営業です。
レイノルズ編集版「グリーン・ランタン」は、「デッドプール2」のクライマックスに登場し話題となったセルフパロディーからスタート。まずは時間を行き来する力を手にしたデッドプールが、同作制作前に戻って“ライアン・レイノルズ”を抹殺し歴史を書き換えてしまいます。そして敵が現れ戦って……という約2時間の本編を凝縮したハイスピードな展開の後、見事に地球を救ってほほ笑む主人公こそトム・クルーズ! デップーによってライアンが消されてしまったため、ファンが理想のキャスティングとして名前を挙げていたトムに役柄を引き継いだという筋書きのようです。「難しく賢明な編集作業」ってこのことか!
ファンはこの映像に「トム・クルーズじゃねぇか」と反応。「これはオスカー級」「本家よりいいね」というコメントもある一方で「ライアンのグリーン・ランタンもよかったと思うよ」「ライアン版のことも好きになろうよ」とオリジナル版をフォローする声も見られました。
なお、レイノルズ編集版「グリーン・ランタン」は、2017年公開映画「ジャスティス・リーグ」が3年越しで劇場公開版とは別のバージョン“スナイダー・カット”の2021年ストリーミング公開(日本公開は未定)が決まったことをきっかけに実現。ライアンが追加撮影に参加して、スナイダー・カットにカメオ出演するといううわさがネットで流れたため、今回のコラボ実現へいたったようです。
一見、関係なさそうな2作ですが「グリーン・ランタン」も原作コミックでは「ジャスティス・リーグ」と世界観を共有しており、ヒーローチームとしてのジャスティス・リーグに加わったことも。なお、近年続報がなかなか無い状態が続いていますが、リブート版の映画「グリーン・ランタン・コァ」(主演不明)が製作中であるとも報じられていました。
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