ニュース

新神戸駅「二種のお揚げのきつね寿し」(800円)~古都・京都をイメージした市松模様が美しい創作寿し駅弁!(1/12 ページ)

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは新神戸駅「二種のお揚げのきつね寿し」(800円)です。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

新神戸駅「二種のお揚げのきつね寿し」(800円)

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年4月23日)


221系電車・普通列車、山陰本線・京都~丹波口間(2016年撮影)

京都・梅小路は、電車が走り、気動車が走り、蒸気機関車が走る街。

再び自由に移動できる時期が来たら、「京都鉄道博物館」から、さまざまな列車が走る風景をのんびりと眺めたいものです。

訪れたこの日も、何気なく眺めていると、山陰本線(JR嵯峨野線)の221系電車が、C62形蒸気機関車の2号機けん引の「スチーム号」をオーバークロスで越えていきました。

advertisement

電気鉄道事業発祥の地(2013年撮影)

しばしば「列車」と「電車」の違いを聞かれますが、基本的には列車という大きなカテゴリーのなかで、電気を動力源とした車両に客や荷物を載せられる列車が「電車」とされます。

京都は、日本で初めて「電車」の営業運転が行われたまち。

明治28(1895)年に開業した京都電気鉄道の“路面電車”が伏見まで約6kmを結びました。

京都駅近くには昭和50(1975)年に建てられた「電気鉄道事業発祥の地」の碑があります。(参考)京都市ホームページ


二種のお揚げのきつね寿し

この京都~伏見間を結んでいた路面電車は、伏見稲荷大社の参詣にも重宝された様子。

advertisement

そんな京都の鉄道風景を思い浮かべていただきたいのが、神戸を拠点に京阪神の駅弁を手掛ける「淡路屋」の「二種のお揚げのきつね寿し」(800円)です。

令和元(2019)年7月に発売された比較的新しい駅弁で、京都をイメージして作られており、スリーブ式の包装にも、きつねの絵と一緒に、京の町家らしい風景が描かれています。


二種のお揚げのきつね寿し

【おしながき】

  • 酢飯
  • 味付け油揚げ(白・黒)
  • 小松菜のおひたし
  • くるみ甘煮
  • ガリ

二種のお揚げのきつね寿し

ふたを開けると、一面に敷き詰められた市松模様の白と黒のお揚げが現れました。

白は普通の油揚げ、黒は黒糖の油揚げで、酢飯の香りとお揚げの甘い香りが入り混じって、酢飯の上に敷かれたガリと共に、食欲がかき立てられて、箸がどんどん進みます!

advertisement

「淡路屋」によると、古都をイメージした市松模様は碁盤の目の街並みにも通じるとのこと。

一条、二条、三条…と、油揚げ1枚ごとに箸を入れていくのが、楽しくなりそうです。


221系電車・普通列車、山陰本線・馬堀駅(2013年撮影)

「二種のお揚げのきつね寿し」も、淡路屋の「通信販売」で購入可能です。

221系電車も、山陰本線・奈良線など、京都周辺の各路線に活躍の幅を広げていますが、いまは旅したい気持ちをグッと我慢するとき。

家から1歩も出ることなく、駅弁の通信販売などを活用して、いまできる最大限の旅気分を存分に楽しみましょう。

advertisement

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

※新型コロナウイルス感染症、Go To事業、運行状況に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸、国土交通省・観光庁のWebサイトなど公的機関で発表されている情報、鉄道事業者各社の情報も併せてご確認ください

おすすめ記事

       | 次のページへ

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. スーパーで買ったリンゴの種に“粉”を振りかけ育てると…… まさかの結果に「どうして!?」「すごーい!」「やってみます」
  2. 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
  3. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  4. 娘が抱える小型犬の目を疑うデカさに「サモエドかと思った…」「固定資産税かかりそう」 意外な正体がSNSで話題
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 1歳弟の歩行練習に付き合う柴犬、アンパンマンカーに乗って…… 「待ってましたー!!」「もうプロ級ですね」“師匠”なたたずまいに爆笑の620万再生
  7. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」
  8. 注意書きや警告に添えると……? 天才的発想の“一発逆転キーホルダー”が10万いいねの大反響 「やめーやww」「好きすぎる」
  9. 「聖戦士ダンバイン」を最新技術で再現 公式の実験動画に「すごい時代」「リメイク期待」と話題
  10. 「悲しくなった」「リスペクトがない」「嫌悪感」――楽器や画材を潰すiPadの紹介映像が物議