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武蔵野線205系、東京メトロ6000系…… グッと胸が熱くなる、海を渡った日本の通勤電車が「ジャカルタ仕様」になっていく動画(1/2 ページ)

205系、6000系、ジャカルタでも活躍してね。

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 引退した日本の電車が輸出され、海外で“第二の車生”を歩む様子にグッと胸が熱くなります。


ジャカルタで活躍する、日本の通勤電車(COMMUTER CHANNEL/YouTubeより
Armada KRL Seri 205 Tiba di Jakarta

 インドネシア・ジャカルタを走る通勤路線「KRLジャボタベック」のYouTubeチャンネルで、JR東日本(国鉄)205系や東京メトロ(営団)6000系など、かつて活躍した通勤電車が「ジャカルタ仕様」になり、現地で活躍するまでの過程を楽しめます。


205系はKRLの代表的車両として活躍(KRLジャボタベック公式Webサイトより

(参考)武蔵野線の205系(写真:呼んでる渋沢) 205系はつい先日の2020年10月まで武蔵野線で活躍。(写真の車両そのものではないが)惜しまれながら引退した最後の1編成もジャカルタに輸出された

 登場するのはKRLが導入した元武蔵野線の205系電車(関連記事)。前面ウィンドウを全面覆う屈強な金網ガードがワイルド感マシマシ。きれいに清掃され、車体や帯の色をKRLの通勤電車に変更。施行箇所によって、塗装とシートフィルムを使い分けているようです。

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 先頭車の下部には大型の排障器(障害物防御のためのガード設備)。地上区間を多く走るKRLの環境に合わせて、日本時代のものより大型です。日本時代は高架や地下を走っていたために排障器もほどほどに小型でよかったのですね。インドネシアを走るということはこういうことなのか。こんな現地の事情もそれとなく分かります。


床下機器などもていねいに清掃

帯部分はシートフィルムで仕立て

元東京メトロ05系のジャカルタ仕様。排障器は日本時代より大型に、かつ前面ウィンドウには屈強な金網ガードが装着される

 運転台にはKRLの仕様に合わせた無線やメーターを増設。アナログメーターが多い運転台へ新たに装着された液晶パネルタイプの装置もなぜか調和しています。

 客車は、見覚えのありまくりな日本の通勤電車そのまま。案内シールなどを張り替えたくらいで、座席仕様や吊り手は日本時代のまま。車内広告の枠などもそのままのようです。車内だけで違いを見つけるのは難しいかもしれません。


外観の大変身とは対照的に、車内は日本時代からほぼそのまま

 動画には海外の鉄道ファンから「快適に利用ができそう」「中古品だけど品質が高い」など、続々と登場する日本の車両に対して良いイメージを持ったコメントが多く寄せられていました。

 海外で元気に活躍する、誇れる日本の電車。ジャカルタでこれに乗ると、“時間”も旅行した気分になれるかもしれませんね。

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