ニュース

ジョニー・デップ、バンドがツアー告知で活動再開! 裁判判決後の元妻アンバーと明暗分かれる(1/2 ページ)

裁判はこれで終わりではなさそう。

advertisement

 米俳優ジョニー・デップのロックバンド“ザ・ハリウッド・ヴァンパイヤーズ”が6月22日、2023年にツアーを行うことを発表しました。ジョニーは元配偶者の米俳優アンバー・ハードとのDVを巡る裁判が続く中、役を降板するなどキャリア危機が囁かれていました。

 ジョニーがジョー・ペリー、トミー・ヘンリクセン、アリス・クーパーと2015年に結成した同バンドは、まず2023年6月20日にドイツのオーバーハウゼンからツアーを開始し、ドイツの都市とルクセンブルグを回る予定。しかしコメントには「ザ・ハリウッド・ヴァンパイヤーズが帰ってきた!」「今後の展開にこうご期待」と書かれていることから、今後その他の国や都市での追加公演も期待できます。

 この告知にファンからは「米国ツアーもやってほしい!」「ヨーロッパ中に来て!」「ついにあなたに会える!」と喜びのコメントがあふれました。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で2度のヨーロッパツアーをキャンセルしていたこともあり、ファンには待望の報せであったもようです。

advertisement

裁判評決が出る前日の投稿(画像はザ・ハリウッド・ヴァンパイヤーズのInstagramから)
2019年のライブの様子

 元配偶者のアンバーと2015年に結婚し翌年離婚したジョニーは、その後アンバーがジョニーからのDVを訴え長い泥沼裁判が始まりました。ジョニーはDVを否定していましたが、英The Sun紙の発行元に対し名誉毀損(きそん)を訴えた裁判では、記事内容は「おおむね真実」と訴訟が却下(関連記事)。その後、米ワーナーブラザースから映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズで演じていたグリンデルバルド役の降板を求められ、同意する結果に(関連記事)。

 ジョニーはこの降板に「自分のキャリアを決定づけるものではない」とコメントしていましたが、活躍の機会は目に見えて減りキャリアが本格的に途絶え始めているとメディアから報じられることも少なくありませんでした。

 しかし今回のツアーが告知されたのは、アンバーが2018年に米Washington Post紙へ寄稿した文章を巡る名誉棄損裁判で、ジョニーがほぼ全面的に勝訴した評決から数週間後(関連記事)。今後もまだ新しい告知が期待されるようなバンド側のコメントから、ジョニーが積極的にキャリアを再始動させるのではないかと予感させます。


2021年に代理出産で授かった長女ウーナちゃんと。父親は明かしていない(画像はアンバー・ハードのInstagramから)
評決後最初のインタビュー

 一方、内容的に敗訴となったアンバーは評決後のコメントで失望をあらわにしており、評決後の米NBC NEWSとのインタビューでは「誰もあれが公正だったと私に言うことはできない」と述べつつ「彼を愛している。心から愛していた」とも明かしていました。また、陪審員たちはSNSなど外部の影響を受けていたと主張。裁判中からSNSではアンバー批判がたびたび活発になり、判決後もバッシングハッシュタグが何度かTwitterのトレンドに入るなど厳しい状況が続いています。

 裁判の陪審員の1人は匿名で同メディアの報道番組でアンバーが証言台で見せた涙を「ウソ泣き」と表現し、陪審員はメディアやSNSなど外部の影響は受けていないと述べています。一部では「アクアマン」シリーズのメラを求める声が高まり、署名を募るサイト「Change.org」では記事執筆時点までに460万人からの賛同を得ています。

advertisement
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】