「lain」のLINEスタンプがまさかの令和に登場！　ファンが中心となり、二次創作ガイドラインと公式監修で実現（1/2 ページ）

　「serial experiments lain」のLINEクリエイターズスタンプが7月19日に発売されました。価格は250円で、販売期間は2023年3月末日まで。

　「lain」といえば1998年にテレビアニメが放送され、同年発売のゲーム版と併せてカルト的な人気を誇る作品ですが、そこから24年を時を経てまさかのスタンプ化。

　スタンプは本編から抜け出してきたようなクオリティーの高さですが、実はこちらは2019年に発表された二次創作ガイドライン「lain TTL」（関連記事）に準拠し、ファンの協力を得て制作されたもの。

　LINEスタンプやWebサイト制作などを手掛けるバタフライダンスが中継役を担い、一般に募集した絵柄を作品権利元であるNBCユニバーサル監修の元、発売へとつなぎました。

　第1段スタンプの絵柄は、漫画家で同作のファンでもある薫人さんが担当。2019年にLINEスタンプ化を目指して制作したものの発売に至らなかったイラストを、本企画のためにブラッシュアップしたとのことです。

　バタフライダンスによると、今後は第2段、第3段のスタンプも予定。本企画には「lain」のファンイベント「クラブサイベリア」（関連記事）を主催したシオドアさんも携わっており、シオドアさんのツイートによると第2段以降はまた違ったテイストのスタンプになるとのこと。スタンプ企画の公式サイト上では引き続きクリエイターの募集も行っています。

　Twitterでは岩倉玲音役の清水香里さんから「アニメ放送してから24年、まさか今lain のスタンプを送れる日が来るとは…」と感慨深げなツイートが。ファンからも「令和4年ですがあのlainのスタンプか出ましたすごいヤバい(語彙力0)」と歓喜の声が多数上がっています。