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広島・三原の老舗駅弁店が、お米1粒1粒に込める愛情とは:三原「春彩すき焼き弁当」(1250円)(3/3 ページ)
駅弁それぞれにある「お米」へのこだわり。その違いを感じると駅弁がまた一段とおいしく感じられるものです。
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【おしながき】
- 味付けご飯
- 牛肉旨煮(なかやま牛使用)/ごぼう しめじ 菜の花 人参 筍 桜花塩漬け
- 玉子焼き
- ガリ
味付けご飯の上には、広島のブランド牛・なかやま牛の旨煮がたっぷりと載せられていて、一緒に煮付けられたごぼうとしめじが、いいアクセントとなっています。これに筍と菜の花、人参と桜の花が彩りを添えて、季節感を演出しています。おかずには浜吉自慢の玉子焼きもしっかり入っていて、満足度も高いもの。牛肉駅弁と聞くと、ガッツリしたイメージがありますが、季節感を添えることで気持ちあっさり、上品に仕上げているのが嬉しいですね。
130年前の夏に開業した、山陽本線の尾道~糸崎間を、最新鋭のステンレスの電車が、潮風を浴びながら軽快に走り抜けていきます。こんな景色を見ながらでいただく駅弁、本当にいいものです。
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(初出:2022年6月29日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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