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篠ノ井線全通120年! ぶどう棚のある駅・塩尻駅のロングセラー駅弁塩尻「とりめし」(700円)(2/2 ページ)

ホームにぶどう棚がある駅「塩尻」。のどかな篠ノ井線沿線を歩きながら塩尻の名物駅弁をいただきます!

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とりめし

【おしながき】

  • 鶏ガラスープの味付けご飯(長野県産米)
  • 鶏そぼろ
  • 鶏の唐揚げ
  • 野沢菜の油炒め
  • 山ごぼうの味噌漬け
  • 紅生姜

とりめし

 塩尻の名物駅弁「とり釜めし」のベースとなったという「とりめし」。鶏ガラスープで炊き上げられた風味豊かな味付けご飯の上に、たっぷり敷き詰められた鶏そぼろと、冷めても柔らかい鶏の唐揚げが載っています。これに信州らしさを感じさせる野沢菜の油炒めが加わり、絶妙な味わいとなってどんどん箸が進みます。さすが、ロングセラー駅弁ならではのバランスの良さです。


E353系電車・特急「あずさ」、篠ノ井線・南松本~平田間

 篠ノ井線を走る列車は、中央本線との直通運転が積極的に行われており、新宿からの特急「あずさ」も、塩尻~松本間は「篠ノ井線」を走ります。塩尻駅も中央東線・西線から直通しやすいように、いまから40年前の昭和57(1982)年、現在の場所に移転しました。現在、塩尻駅では、改札外のNEWDAYSの他、日中は中央西線の発着ホーム売店で駅弁の販売があり、一定数いる中央東線・西線の乗り継ぎの人たちに重宝されています。塩尻・松本エリアへ秋のお出かけの際は、ぜひ味わいたい駅弁の1つです。

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(初出:2022年8月29日)

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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