人気モデル、性犯罪被害者は“そんな服着てる方が悪い”という風潮に苦言 「普通に犯罪者が10000万%悪いし」(1/2 ページ)
いまだに被害者の非を主張したがる一定数の人がいるもよう。
モデルの藤川らるむさんが8月13日にX(Twitter)を更新。電車内で撮影されたキャミソールワンピースを着てポースしている動画に、一部のXユーザーから肌の露出が多い服装を着ていると性犯罪に遭いやすいということを指摘するようなコメントが寄せられたことについて苦言を呈しました。
オレンジベージュの爽やかでドレッシーなキャミソールワンピースを着用して、キュートにポースしている動画を投稿し「日本の電車でもいつもこんな感じです」とコメントを添えた藤川さん。これに一部ユーザーから「なんかやめといたほうがいいと思う 犯罪にあってからじゃ遅いんで」と服装について指摘する声が寄せられたため、藤川さんはこれをリポストしながら「昔から思うけど私がどんな服着てても、そんな服着てる方が悪いって風潮いつになったら終わるの? 笑」「普通に犯罪者が10000万%悪いし 私が犯罪者のために好きな服着る気持ち制限するの、なぁぜなぁぜ?」と以前から感じていたという性犯罪被害者に非があるような考え方に疑問を投げかけています。
また、韓国の人気DJであるDJ SODAさんが大阪で開催された「MUSIC CIRCUS'23」で観客である複数の男女から胸を触られるという性被害を受けた事件が13日に明らかになると、SODAさんの「私は自分が着たい服を着る自由があるし、誰も服装で人を判断できない。私の体は自分のものであって、他人のものじゃない」という投稿をリポストしながら「マジでコレすぎる」と共感。さらに「露出してる=触られたいor犯罪にあっても当たり前って思考回路どうなってるの?」と驚いたようにつづりながら、「おじさんだろうがイケメンだろうが露出してるから触りたい!! なって思ったことないししません」「大半の女の子がそうだと思うし、当たり前にそうやってリプしてくる人全員犯罪者予備軍だと思ってます」と軽装な女性が性犯罪に遭うのは当然だという考え方に断固として“ノー”を突きつけながら、「私は女の子の味方なので私たちが犯罪者予備軍の為に“好きな服”を変える必要はありません」と宣言しています。
この投稿には、「軽装の女性を性加害する男性」の存在をしょうがないものとした上で、これをなくすべく働きかける声ではなく、女性に自衛を求めるという根本的な問題解決に向き合っていない声が多く寄せられました。
藤川さんはこれらの投稿にリポストしながら対応しており、「私がこの発言をする事で少しでも被害にあった女の子たちが助けてって言えるような、その場に居合わせ男の人が助けてくれるような、そんな世界に少しでも近づきたいから全部わざわざみんなの見えるような形でリプ返してるんですよ」と性犯罪被害に遭う女性が少しでも減ってほしいという願いをつづっています。
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