ニュース
» 2011年04月06日 11時33分 公開

地震、その時Yahoo!は “もしも”に備えあり、チームワークで支えた23億6500万PV今こそIT・ネットの出番(1/2 ページ)

Yahoo!JAPANは地震後、関連情報をまとめて分かりやすく伝え、ポータルサイトとしての存在感を見せつけている。3月14日には過去最高の23億6500万PVを記録。70人の特別チームが24時間体制で支えている。

[宮本真希,ITmedia]

 3月14日、23億6500万――東日本大震災後初めての月曜日に、「Yahoo!JAPAN」の1日のページビュー(PV)は過去最高を記録していた。これまでの記録を3億3500万上回る数字だ。一方で、宮城県など被災地からのアクセスは普段の4割ほどに落ち込んだという。日本最大のポータルサイトのPVは、震災の影響の大きさと被害の深刻さを物語る。

地震に備えあり Yahoo!を支えるチームワーク

 地震発生をユーザーにいち早く伝えるため、ヤフーは日頃から備えている。例えば震度3以上の地震が発生すると、Yahoo!ニュースやYahoo!天気情報、Yahoo!災害情報といった震災関連サービス担当者にメールで通知が届く仕組み。震度6以上の場合は、それらの担当者が出社して対応にあたる決まりだ。

画像 震災関連サービスの開発・運営にあたったYahoo!の皆さん。東京オフィスで撮影

 3月11日、同社のオフィスがある東京ミッドタウン(東京、六本木)ではちょっとした混乱が起こっていた。Yahoo!に東日本大震災の一報を掲載した直後、ビルの上階でボヤ騒ぎが発生。一時全員が仕事をストップし、1階に避難しなければならなかった。20数階分を階段で往復した社員もいた。

 そんな時もYahoo!ニュースなどの更新が止まらなかったのは、リスクマネジメントがあったからこそ。新潟県中越地震、スマトラ沖地震、福岡県西方沖地震と立て続けに大地震が起こった2004〜05年以降、東京オフィスが被災した場合に備え、拠点を大阪にも設置し、更新できるようにしていた。

 最初の混乱を乗り越えた後、Yahoo!の各サービスはどんどん震災モードに変わっていく。地震関連情報をまとめた特設ページを用意。Yahoo!JAPANトップページのバナー広告は停止し、特設ページへのリンクに切り替えた。Yahoo!ボランティアでもその日のうちに募金受け付けがスタート。Yahoo!天気情報では、NHKのニュース映像をライブ配信した。

画像 募金の受け付けもその日のうちに始まった

 激甚災害への対応は、前例がない判断をいくつも迫られる。バナー広告や広告メールはいつ止めるのか、募金の受け付けはいつ始めるのが妥当か――。セオリーがない場面で「迅速に判断していくことが大変だった」と同社事業戦略統括本部の佐竹正範さんは語る。担当者らはYahoo!メッセンジャーなどで連絡を取り合い、夜通し作業した。

 膨大なトラフィックの処理にあたる者もいた。「募金の受け付けを始めたら、Yahoo!ボランティアのサーバがきゅうきゅうになってしまって」と、同社R&D統括本部FE開発本部メディア開発部の高田正行部長。Yahoo!をかたる義援金振り込め詐欺が発生し、注意を呼びかけるという一幕もあった。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 勝手に「サービス終了ゲーム総選挙」をやったら6700票も集まってしまったので結果を発表します 2位の「ディバインゲート」を抑えて1位に輝いたのは……
  2. ママとの散歩中、田んぼにポチャンした柴犬さんが帰宅後…… パパに一生懸命アクシデントを報告する姿がいとおしい
  3. “26歳年の差婚”の菊池瑠々、第4子妊娠を発表「もう、とにかくうれしいです!」 年上の夫も満面の笑み
  4. 桐谷美玲、隠し撮りに「絶対ヤバい顔」 “ほぼ半目”な不意打ち写真に「100点満点に可愛い」と全力フォローの声
  5. 村田充、3匹目の愛犬の存在明かす 神田沙也加さんから引き取ったブルーザーとは「数日で仲良くなりまして」
  6. 三浦孝太、母・りさ子誕生日に“家族4ショット”でお祝い キングカズも笑顔の写真に「家族が1番!」
  7. バレー日本代表の清水邦広の再婚に盟友・福澤達哉さん「相手は私ではございません」 元妻は中島美嘉
  8. 「駅の待合室をバケモンが占領している」→“謎の生き物”の正体について大分県立美術館に話を聞いた
  9. 滝沢カレン、倖田來未の“バックダンサー”になりすまし 感極まって「人一人洗えるくらい泣きました」
  10. 宮崎駿愛用の「電動消しゴム」が故障 → サクラクレパス公式が倉庫の奥から発掘 Twitterが繋いだ温かな展開が話題に

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」