せかにゅ:Google幹部が、元「リンゴ刈り少年」がスティーブ・ジョブズ氏語る
あちこちで語られているスティーブ・ジョブズ氏の退任。そんな中で、「スティーブのロールモデルはソニー」と語る元社員や後頭部を「リンゴ刈り」にしていたAppleファンなどのコメントを紹介します。
8月24日にApple CEOからの退任を発表したスティーブ・ジョブズ氏。カリスマの退任は大いに話題になり、さまざまな人がAppleの今後やジョブズ氏の功績などを語っています。そうしたコメントのいくつかを取り上げてみます。
もう1人のスティーブ
ジョブズ氏とともにAppleを設立したスティーブ・ウォズニアック氏はBloombergのインタビューに対し、ジョブズ氏は「この時代における最も偉大なテクノロジーリーダー」とし、ジョブズ氏が今後も会長としてAppleに影響力を持つだろうと語っています。Appleの企業文化は変わらないだろう、とも。「先見の明を持ち、優れた考え方をし、崇拝される人物の周りにいる人たちは、その人物のようになりたいと思い、その方程式を見つけ出して維持したいと思う。だがら方程式がないからといって、Appleのような大企業が大きく変わることはない」
ジョブズ氏の今後については「スティーブは多くのものを犠牲にしてきた。彼が自分の人生のための時間持てたらいいと思う」と話しています。
Google幹部
GoogleのEngineering担当幹部ヴィック・ガンドトラ氏は、モバイルアプリの責任者を担当していたときのジョブズ氏とのやり取りを語っています。2008年、日曜の朝にジョブズ氏から電話がかかってきて、iPhoneに表示されるGoogleのロゴの2番目の黄色い「o」の色のバランスが悪いのですぐに修正してほしいと言われたそうです。ガンドトラ氏は、この出来事は忘れられない教訓になったとしています。「CEOは細部を気に掛けるべきだ。黄色の色合いでも。日曜でも」
元Apple社員
元Apple社員で現在はCisco Systemsにいるマイケル・デューイ氏は、社員たちがジョブズ氏と同じエレベータに乗るのを怖がっていたと話しています。「彼(ジョブズ氏)は乗り合わせた社員に何の仕事をしているのか聞いていた。社員たちはその質問を怖がるようになった」。またジョブス氏は難聴で、iPodを作ったときに、同氏に音が聞こえるようにボリュームを大きくしなければならなかったそうです。「彼の求めるボリュームと、音量が大きすぎてはいけないというフランスの法律のバランスを取らなければならなかった」
「彼のロールモデルはソニーだった。コンシューマー製品を提供するコンシューマー企業だ。彼は、ソニーの成功は工業デザインと賢明な価格設定によるものと考えていた。彼はAppleでそれを強調した」(デューイ氏)
リンゴ刈りだった少年
Appleファンの大学生アラン・パルトローさんは、子どものころジョブズ氏に会った思い出をブログにつづっています。彼は幼いころからAppleの大ファンで、OSのリリースのたびに後頭部をAppleロゴの形に刈っていたほど。その「リンゴ刈り」の写真を添付したファンレターをジョブズ氏のメールドレスに送ったところ、ニューヨーク5番街のAppleストアのオープニングに招待され、そこでジョブズ氏と会って握手をしたそうです。「たぶんこれが、子ども時代の絶頂期だった」とバルトローさんは語っています。ジョブズ氏の退任については「さみしくなる。引退で、Appleを経営している間に持てなかった家族との時間を持てるようになったらいいと思う」としています。
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