NIKEが示す未来のスポーツスタイルとは? 「UGOKIDASE TOKYO」で体験してみた

ほう、これがスポーツの未来か。

» 2012年08月03日 21時00分 公開
[北本祐子,ITmedia]

 ゲームセンターやカラオケボックスで、同じ場所にいない人と点数を競えるシステムをご存知だろうか? NIKEがこの夏、期間限定でオープンしている「UGOKIDASE TOKYO」では、肉体を使った競争が日々開催中だ。

画像 原宿駅からすぐの場所にオープンしたUGOKIDASE STATION

 こちらでは2006年より発売しているNike+ Runningに加え、日本では未展開のNike+ BasketballやNike+ Training、Nike+ FUELBANDを使ったさまざまなミッションに取り組むことができる。後者3つの日本上陸は2013年以降の予定のため、ひと足先に体験できるチャンスとなっている。

 まず1つ目のミッションは、30秒ダッシュ。スプリンターなどが練習で使う特殊なトレッドミルを使用し、規定の30秒間にどれだけ長い距離を走れるかを競う。シューズ内に入れたNike+ Runningを使い、設置された2台のトレッドミルで隣の人と対戦する。

画像 体験用のシューズは会場でレンタルしたものを使用する

 血迷って、エントリーしてみた。会場に入る際に渡されるIDをまず登録。それから顔写真を撮影し、名前を登録する。

画像画像 腕に巻いたIDは別のミッションでも使う。貸出されるのは、もちろん最新モデルのNIKEのシューズだ

画像 血迷って参加してみたが、スカートだとやはり無理があると走ってから後悔することに……

画像 隣の男性に文化部女子が勝てるわけもないのだが、かなり悔しかった。スカートのせいだと自分に言い聞かせながら、ステージを降りたのだった

 実際に走ってみると分かるのだが、スポーツジムのものに比べて、スプリンター用のトレッドミルは表面に突起があり、少し不安定に作られているためしっかり足元を意識しないと走りにくい。さらに、一気にスピードを上げるため心拍数の上昇率も高いため、心臓が弱めの方にはあまりおすすめできない。

 2つ目のミッションは、2階にあるNIKE+ トライアルゾーン。

画像 短時間で3つのミッションにチャレンジするので、瞬発力だけでは勝てない

 バスケットボールやトレーニングからインスピレーションを受けた3つのミッションにチャレンジする。ここではNike+ BasketballとNike+ Trainingの試合でどのくらい高く、激しく、速くプレーしたかについて記録できる機能を使用している。

  1. Vertical Jump: どれだけ高くジャンプできるかを競う
  2. Foot Fires: 20秒間でどれだけ多くステップできるかを競う
  3. Jump Rope: 30秒間、縄跳びで高く多く飛ぶとスコアが上がり、そのポイントの高さを競う

 この3つを3人同時にチャレンジする。3人中の勝者の決定だけでなく、ゲームレコードも出るため、運動神経に自信のある人はぜひチャレンジしてみてはどうだろうか。

 3つ目のミッションは、NIKEFUEL RALLY。

画像 映画「トロン」のような空間に立つだけでもわくわくする「NIKEFUEL RALLY」のLEDコート

 LEDコートの上で2人のプレーヤーが協力し、コート上のバーチャル表示されたボールをどれだけ長くラリーできるのかを競う。NIKE+ FUELBANDを身につけたプレーヤーが、ミッション中に動いた分だけNIKEFUELを獲得し、2人で獲得したNIKEFUELを合算して得点化する。

 会場内でミッション時に貸出されるシューズは、ナイキ ルナグライド+ 4や、ナイキ フライニット、ナイキ ルナ TR1、およびナイキ ウィメンズ ルナハイパーワークアウト XT+など最新モデルとなっている。

 このほかにも、会場に行かなくても参加できるミッションもある。

 「Run This Town」は、Nike+ Runningを使用して走った人の距離を、都道府県別で毎日ランキング化している。これは世界中でも同様のイベントが開催される。

 知らない誰かと競う肉体のバトルに参加してみてはどうだろうか。

「UGOKIDASE STATION」

  • 7月28日(土)〜8月11日(土)
  • 住所: 東京都渋谷区神宮前1丁目14-34 原宿神宮の森ビル
  • 営業時間:午前11時〜午後8時

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」