お母さん、私にもかめはめ波が出せました! 「週刊少年ジャンプ」のテーマパークがついにオープン
ようこそ友情、努力、勝利の王国へ!
かめはめ波を出したい、そう思い続けて15年超。いよいよ夢が叶うときが来た。7月11日にオープンする、「週刊少年ジャンプ」のテーマパーク「J-WORLD TOKYO」で、かめはめ波を始めとしたジャンプのあれこれを体感できる。場所は東京・池袋のサンシャインシティだ。
パーク内のアトラクションは、ONE PIECEエリア、DRAGON BALLエリア、NARUTOエリアと大きく3つに分かれている。また、ヒーローズアリーナには、銀魂、テニスの王子様、HUNTER×HUNTER、青の祓魔師、こちら葛飾区亀有公園前派出所、トリコ、BLEACHのコーナーがある。
ONE PIECEエリアでリゾー島を満喫
まず筆者が足を踏み入れたのは、ルフィたちのいるリゾー島。どうやら、リゾー島でベリーが尽きた麦わらの一味は、資金調達のために観光アトラクションを作ったらしい。メリーゴーランドに見える乗り物は、フランキーの作った「シロモクバのカイテンモクバ」(400円/回)。フランキー作なだけに、写真奥に見えるコーラの大樽で動いているそうだ。
また、写真では外観のみしかお伝えできないが「ソルジャードックアドベンチャー」(800円/回)では、ルフィたちの今までの冒険をミニメリー2号やシャークサブマージ3号に乗って体感。バギーとの戦いに、スリラーバーク、インペルダウンなどへ行ける。さらにアトラクションの横では、サンジがカフェを開いていた。
ONE PIECEエリアは、手の込んだ壁や掲示物も必見。作中に出てきたシーンを再現したポーズをとれる撮影ポイントがあるなど、パークオリジナルの掲示物も凝っている。
DRAGON BALLエリアで天下一武道会
リゾー島を出ると、なんと目の前で天下一武道会が開催されていた。
オラ、ワクワクしてきた、さっそく出場してみよう、と思いきや、「巨大隕石群が地球に接近」とのニュースが舞い込む。そこで、「つかもうぜ! ドラゴンボール!!」(800円/回)のアトラクションで、悟空と一緒にドラゴンボールを集めてシェンロンを呼ぶことに。余談だが、ドクター・ゲロの復活と隕石接近の情報を淡々と伝えていたブルマが印象的だった。もはや隕石くらいじゃ驚かないのだろうか。
ブルマから「ドラゴンレーダー ver.J」を借りて、薄暗い通路を進む。通路の至る所にある穴にレーダーをはめ込み、ミニゲームをしてドラゴンボールを集める。ドラゴンボールを集め終わると、神殿でシェンロンを呼べる。
シェンロンを無事呼び、地球を救い終わったら、いよいよ夢のかめはめ波の時間だ。
「はなとうぜ! かめはめ波!!」(800円/回)のアトラクションに入ると、天下一武道会の会場前で悟空がかめはめ波の撃ち方を教えてくれる。天下一武道会に出場し、対戦相手のクリリンに向けて、かめはめ波を撃つ!
3Dメガネをかけている筆者の目には、強力なかめはめ波を発動している自分の姿が映った。3Dメガネは夢のメガネである。ちなみに、この対戦中にフリーザが現れ、悟空と一緒にかめはめ波を撃ち、また地球を救うことになる。1日に2回も地球を救うとは。
NARUTOエリアで忍界大戦だってばよ
そして、今度は忍の世界にやってきた。木の葉隠れの里の扉の前には、忍連合の額当てをした忍者が。
ここではアトラクション「激闘! 忍界大戦絵巻!!」(800円/回)で、“暁”と戦うらしいのだが、里の入口には大戦をしているとは思えぬごく平和な掲示物。
ところが、火影の部屋に入ると、緊迫した空気が広がっていた。
無線機で上忍の指示を受け、真っ暗な通路の中を、大蛇丸に襲われ、大量の白ゼツの中をかいくぐり、イタチの瞳術を食らい、とても生きて帰れぬような目に遭いながら進む。不気味な敵キャラたちが暗闇の中から出てくるため、ちょっとしたお化け屋敷のようになっている。
最後は、ナルトとともに「無限増殖螺旋丸」を発動し、どうにか危機を脱した。
ヒーローズアリーナ&J-WORLDキッチン
最後はそのほかの人気作品のブースが多数並ぶ「ヒーローズアリーナ」と、ジャンプ作品にちなんだ食事を楽しめる「J-WORLDキッチン」だ。
「こち亀」のコーナーでは、亀有公園前派出所の前で両津が開催しているお祭りでミニゲームが楽しめる。
「HUNTER×HUNTER」のコーナーでは、ハンター試験のミニゲームや「試しの門」まであった。
「J-WORLDキッチン」には、このパークに出ている作品すべてのフード&ドリンクが用意されている。
「手塚ゾーン」ピラフ(750円)、ゴンのジャジャン麺!(900円)など気になるのは多数あれど、最も気になったのはこれだった。「シェンロンソフト〜ドラゴンボール添え〜」(400円)
ドラゴンボールは、プルンとしていてさわやかな味だった。食用でなく、なるべく願いを叶える用途で使うよう、以後、気を付けたい。
朝井麻由美(@moyomoyomoyo)は、体当たり取材・イベント取材を得意とするフリーライター。一風変わったスポットに潜入&体験した記事は100本を超える。主に「週刊SPA!」や「DIME」などの男性誌で執筆するほか、「日刊サイゾー」ではB級スポットを巡る「散歩師・朝井がゆく!」を好評連載中。ゲームと雑貨とパズルが好き。コスプレするのもわりと好き。ウニとイチゴがあればだいたいご機嫌。
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「ドン!」「ゴゴゴゴ……」といった効果音から、ルフィの麦わら帽といったキャラのアイテムまで、いろんなものを写真と組み合わせられる。
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