カッパのミイラにジャッカロープ! オカルト・UMA好きにはたまらない珍スポット「山口敏太郎の妖怪博物館」に行ってきた(1/2 ページ)

カッパのミイラにもふもふでかわいいUMA、怖〜い呪いのお面まで、妖怪博物館は怪しい展示満載でした。

» 2013年12月25日 10時00分 公開
[姫野ケイ,ねとらぼ]

 「妖怪」というと多くの人が思い浮かべるのは漫画「ゲゲゲの鬼太郎」だろう。ほかにも小説「陰陽師」や漫画「地獄先生ぬ〜べ〜」など、妖怪を扱った作品は多く存在し、親しまれている。

 そんな妖怪たちについて、楽しく真面目に学べる場所がある。しかも「カッパのミイラ」も見られる!?――そんな情報を仕入れたため、さっそく取材に行って来た。

 場所はお台場のデックス東京ビーチの4F「台場一丁目商店街」の中にある「山口敏太郎の妖怪博物館」(入場料:600円)。11月20日にオープンしたばかりで、オカルト研究家の山口敏太郎氏が集めた妖怪関連のコレクションが展示されているという。オカルトやUMA好きにはたまらない珍スポットである。

デックス東京ビーチ4Fの昭和30年代の街並を再現した「台場一丁目商店街」の一角にある。土日は混むので平日がオススメ。午後9時までやっているので仕事帰りにも寄れる

 筆者を案内してくれたのは、同博物館を運営する山口敏太郎タートルカンパニー所属のアイドルタレントで、イメージガールの野中ひゆさん。彼女のようなスタッフの説明付きで展示を見られるのも、この博物館の魅力の1つだ。

 入り口をくぐると、ずらりと並ぶ民芸品の置物やお面。一見、妖怪とは関係なさそうに思えるが……。

 「民芸品の多くは妖怪をモチーフにしたものが多いんですよ。もともと妖怪は悪の力が強いのですが、その力を良い方に利用して魔除け効果にするんです」。野中さんはそう説明しながら、バリのお土産やアジア料理レストランの飾りとしてよく見かけるお面を紹介してくれた。阿修羅像や沖縄のシーサーも同じ原理とのこと。妖怪は民俗学に深く関わっているそうだ。なるほど、誰もが目にしたことのある民芸品とつながっているとは、妖怪を身近に感じられそうだ。

 妖怪の中でも一番メジャーと言っても過言ではない「カッパ」のミイラの展示もある(残念ながら撮影はNGだった)。ガラスケースの中に、真っ黒に変色した、漫画や絵本で見たことのあるカッパに似たものが横たわっていた。大きさは30センチほどで、筆者が想像していたよりもかなり小さかった。見に来たお客さんの中には「子どもの頃に川で泳いでいて(カッパに)足を引っ張られたことがある」という人もいたそう。ただ野中さんによると「このカッパ、私的には本物かどうか少し怪しいなと思っています」とのことだが……。

こじんまりとした展示室だが、この中に150以上もの品が展示されている。今後も増え続けるそうだ

 ほかにも人形師が作った妖怪や不気味な胎児の美術品、妖怪に関する古書や天然痘予防の古書(当時、天然痘は疱瘡婆(ほうそうばばあ)という妖怪が原因と考えられていたため)、説明パネルも展示されており、妖怪と歴史についてアカデミックな方向から学べる。1時間以上見入ってしまう人もいるという。


もふもふジャッカロープ

 妖怪も魅力的だが、オカルト好きには外せないのがUMA(未確認生物)。UMAは「目撃情報や捕獲情報があっても、研究者によって生物学的研究が行われていない謎の生物」という。そんなUMAの中でも「かわいい!」と人気のジャッカロープの剥製なるものが展示されている。

かわいらしいうさぎの頭に角が生えた、幸運を呼ぶ「ジャッカロープの剥製」

 ジャッカロープはうさぎの頭から鹿のような角が生えている。UMAというと怖いとか不気味というイメージがあるが、ジャッカロープはもふもふでかわいい印象。さらに、幸福になるという言い伝えがある。「うちのスタッフも、何か勝負事があるときはこのジャッカロープを携帯の待ち受け画面にしたりするんです」と野中さん。彼女自身、ジャッカロープのおかげでテレビ番組出演の仕事が決まったことがあると話す。

 二股の頭を持ったかわいらしいうさぎのうち、1頭の頭からは立派な角が生えている。展示品に触れることは禁止だが、ふさふさとしている毛は触り心地が良さそうだ。「でも、このジャッカロープ、ちょうどまばたきができない位置に角が生えているんですよね……あとから人の手によって角がくっつけられたたような感じで……」と、複雑そうな表情の野中さん。確かに角が生えている位置が自然とは言えず、つけられたような感じがある。ともあれ、縁起物として楽しむとよいのではないだろうか。

 幸福を呼ぶジャッカロープとは正反対で、凶暴なUMAがチュパカブラ。剥製ではなくミイラが展示されていた。大きく開いた口の中にはオオカミのような鋭い歯が生えており、今にも襲いかかってきそうな勢いである。こんな生き物にかまれたらひとたまりもない。

「チュパカブラのミイラ」。家畜だけでなく、人間をも襲う凶暴なUMAとのこと

 チュパカブラはアメリカや南米で発見されることが多く、家畜や人間が何者かに襲われた変死体が見つかった場合「チュパカブラにやられた」と恐れられるという。しかし、展示されていたミイラはイヌ科のコヨーテを加工したものではないか、というのが山口敏太郎氏の見解だそうだ。

アメリカで発見されることの多いUMA「チュパカブラ」について説明するイメージガール・野中ひゆさん
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/18/news031.jpg プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. /nl/articles/2407/19/news030.jpg 母「TOEIC800点取れたら800万貸したげるわ笑」→800点取った猛者が現る その後のやりとりに「つ、強い……」「母かわいすぎんか?」
  3. /nl/articles/2407/19/news026.jpg 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. /nl/articles/2407/18/news050.jpg 若者「新札の5000円札貰いましたよ!」→まさかの正体にツッコミ殺到 「どこに眠ってたんだ」「逆にレア」
  5. /nl/articles/2407/19/news014.jpg 父に大好物、“金目鯛の頭”を煮て出したら……ふと漏らした“言葉”が194万表示 「胸にじんわり、くる」「荒んだ心に刺さった」と反響多数
  6. /nl/articles/2407/18/news016.jpg お姉ちゃんが会いに行くとお顔がとけちゃう柴犬→帰ろうとした瞬間…… 別犬のような見た目の変化に「想像以上で笑ったwww」
  7. /nl/articles/2407/18/news040.jpg 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  8. /nl/articles/2407/19/news018.jpg 1歳赤ちゃん、大好きすぎるパパを見送ろうとしたが…… 130万再生のけなげな姿に「涙が出た」「お仕事行けなくなるやつや」
  9. /nl/articles/2407/18/news167.jpg 妹が「実はモビルスーツだった」 兄の衝撃(?)投稿にネタ返信続々 ガンダムオタク過ぎるレスに「詳しすぎ」「好きになったわwww」
  10. /nl/articles/2407/19/news109.jpg おかもとまりの夫、妻の看病が続き「僕の気が滅入ってしまいます」 5年間服用のピルを辞め体調不良続く
先週の総合アクセスTOP10
  1. 17歳がバイト代を注ぎ込み、購入したカメラで鳥を撮影したら…… 美しい1枚に写り込んだまさかの光景に「ヤバい」
  2. 日本地図で「これまで“気温37度以上”を観測した都道府県」を赤く塗ったら…… 唯一の“意外な空白県”に「マジかよ」「転勤したい」
  3. お昼寝中の柴犬、すぐ近くに“招かれざる客”が現れ…… まさかの正体にワンコも驚き「初めて見たww」「世界よこれが日本の番犬だ」
  4. GU、SNSで話題の「バレルレッグジーンズ」全店発売を延期 「予想を大幅に上回る売れ行き」で
  5. 柴犬に18歳シニア犬との留守番を頼んだら…… 見守りカメラがとらえた行動に「優しい行動に涙が」「人間も見習わないと」
  6. 沸騰したアメに金平糖を入れると…… 京都の製菓店が作った“斬新スイーツ”の完成形に「すごい発想」「夢みたい…」
  7. 車の下から聞こえる“奇妙な騒ぎ”の正体は……? 6200万再生の驚きの光景に「私には絶対にできない」「尊敬します」【米】
  8. 「みんなが勝手にいろいろ言って……」 神田正輝、初告白した激痩せ&重病説の“まさかすぎる真相”に視聴者びっくり「そんな事情だったんですね」
  9. そうめんを作り置き冷凍弁当にしてみたら……おいしくてリピ確定! 100万再生の作り方に「夏休みの子どものお昼に最高」
  10. 丸山桂里奈、“元夫”との2ショットに「え!!」 成長した娘にも注目の声「もうこんなに大きくなって!!」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」