時代はここまで! プログラミング未経験者が小学生向けプログラミング体験会に潜入してみた
大きなお友だち(2○歳♀)が小学生向けプログラミングスクールに潜入してみたよ!
プログラミング教育への関心が高まるなか、小学生向けのプログラミング教室への参加者が増えているそうです。えっでもプログラミングって難しいんでしょ?(筆者はプログラミング未経験者です)そんな小学生向けのプログラミング教室で、小学生による発表会・プログラミング体験会があると聞き、今年小学2年生になる姪(めい)と一緒に潜入してきました! 小学生向きのプログラミング体験っていったいどういうことをするのでしょうか……!
今回お邪魔したのは、サイバーエージェントが運営するプログラミングスクール「Tech Kids School」の発表会「Tech Kids EXPO」。「Tech Kids School」は国内最大のスクールで、のべ6000人以上の小学生が参加しているんだとか。プログラミング体験では、集まった小学生たちのレベルに合わせて「Scratch(プログラミング言語学習環境)ゲーム開発コース」、「iPhoneアプリ開発コース」、「Webアプリ開発コース」にそれぞれ分かれて体験します。今回姪っ子はScratchゲーム開発コースを選択。ええ〜、一番簡単なコースでもゲーム開発するんだ! そんなのできるのかな……伯母さん心配だな。
体験会では「メンター」と呼ばれるプログラミング学習をサポートするスタッフさんが優しくプログラミングを教えてくれます。今回使っていた「Scratch」は、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるもので、難しいコマンドを打ち込まなくても、視覚的にプログラミングを学べるのが特徴。パズルのように組み合わせてプログラムを組むことができます。へー、楽しそうだな……。
見てるとつい口をはさんだり手を出したくなってうずうずしてしまう……! 姪っ子のためにもよくない! そんなわけで別室で行われている「作品プレゼンテーション」を見に行ってきました。
別室の会議室では大勢の人や報道陣が集まり、Tech Kids Schoolに通う小学生プログラマーによる作品プレゼンテーションが行われていました。小学生たちはPowerPointを使いながらプレゼンしていますが、堂々とした落ち着きっぷりにプレゼン慣れしている感。ちょっとしたトラブル(PowerPointのページが最初に戻ってしまうなど)にも慌てず冷静に対処していく小学生たちを見て、隣で見ていた姉が「実は背中にチャックが付いていて小さい大人が入っているんじゃないのか」という感想を漏らしていましたが筆者も同感でした。開発したゲームもすごいがこの小学生たち、筆者より数倍プレゼンがうまいぞ……!
登壇している小学生の話を拝聴していると、小学1年生の男の子は1歳半でキーボードをたたき始め、大好きな「マインクラフト」を参考に「冒険生活ゲーム」というシミュレーションゲームを開発していたり、小学5年生の男の子はiPhoneアプリ開発&リリースから「Choregraphe(コレグラフ)」というプログラミングソフトウェアを使用しての感情認識ロボット「Pepper」の制御をこなしていたりと、君たち本当に小学生か!?(驚愕) ……と、そろそろここで姪っ子の様子を見に戻ります。ゲームはできているのでしょうか?
動いてるーーー! 自分がプログラムしたゲームで遊べるのってすっごいうれしいね! 姪っ子はゴキゲンで帰りの電車でもらった資料を眺めて「今日楽しかった。またやりたい」と言っていました。かなりプログラミング体験が気に入ったみたい。今回お邪魔した「Tech Kids School」では継続して通うスクールの他、こうした無料の体験会や学校のお休み期間を利用しての入門ワークショップ「Tech Kids CAMP」などを行っています。プログラミング教育は政府の成長戦略の中でも推進することが盛り込まれていて、中学校ではすでに必修科目になっています。もう「文系だから……」ではダメな世の中なんですね。プログラミング初心者なのは筆者も今日の小学生たちと同じ。筆者も姪っ子の体験していた「Scratch」からやってみようかしら……。
(ちぷたそ)
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編集部からの質問にも「学校のみんなでつくった」と回答していた。
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