「御手洗潔」シリーズ最新作が映画化! テレビ版に続き玉木宏さんが主演

「星籠の海 探偵ミタライの事件簿」は2016年に公開。

» 2015年05月02日 12時33分 公開
[ねとらぼ]

 人気ミステリー「御手洗潔」シリーズ最新作「星籠(せいろ)の海」(島田荘司さん作)の映画化が決定した。「星籠の海 探偵ミタライの事件簿」として2016年に公開される。

 3月に放送されたテレビドラマ「天才探偵ミタライ〜難解事件ファイル」(関連記事)と同じく、玉木宏さんが御手洗潔を演じる。「星籠の海」は島田さんが「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」とするシリーズの集大成。また作者の故郷・広島県福山市が初めて舞台となる。

 御手洗潔シリーズの映像化は3月のドラマが初だったが、映画はその2年前から企画が進められていたという。

 監督は「相棒」劇場版などを手がけた和泉聖治さん。共演は石田ひかりさん、小倉久寛さん、要潤さん、谷村美月さん、吉田栄作さんら。映画オリジナルの女性キャラクターも登場する。

玉木宏さんコメント

 ミタライシリーズ最新作のスケールの大きさが、福山ロケなどで表現できたら、すごく見応えのある映画になると思っています。難しいのは、膨大なセリフと戦わなくてはいけないことです。

 でも、登場人物の中でたった一人、事件を解決していくキャラクターなので、すごく心地良いです。楽しみながら演じています。是非、ご期待下さい。

島田荘司さんコメント

 あの御手洗潔が、いよいよ映画館の大スクリーンに登場、興奮しますね。長年原作ファンでいて下さった方々、そして私自身にとっても、これは悲願でしたからね。みんなで祝杯をあげたい気分です。理想的な御手洗さん役者・玉木さんとも出逢えたし、原作にとって最も幸福なかたちになりました。

和泉聖治さんコメント

 極上のミステリーでありエンターテインメントである御手洗シリーズを、これから料理できるのかと思うと、今とても心が躍っています。人とは全く発想、着眼点が違う天才・御手洗潔をどう撮っていくか腕が鳴りますし、玉木さんは御手洗に対して非常に情熱やアイディアをもっているので、二人で挑みたいと思います。原作をグッと凝縮させつつ、歴史ロマンを感じる福山、そして瀬戸内海を舞台に大きなスケールで活躍する御手洗を描きます。

福山市 羽田市長コメント

 本市は、2016年(平成28年)7月に市制施行100周年という大きな節目を迎えます。本作は、島田先生が100周年を記念して、初めて地元 福山市を舞台として書き下ろされた作品で、先生の人気シリーズ「御手洗 潔」で初めて映画化されるものです。

 撮影は鞆の浦を始め、市内各地で行われる予定であり、映画「ウルヴァリン:SAMURAI」やドラマ「流星ワゴン」などに続いて、映像を通じて福山市の魅力が全国に発信されることとなり、100周年に向けて、さらなる都市ブランド力の向上につながるものと期待しています。

(c)映画「星籠の海」製作委員会



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」