みんなもう覚えた? 「おそ松さん」個性強すぎる6つ子の見分け方あのキャラに花束を

どう暮らしたらこんなにバラバラになるんだ……。

» 2015年11月09日 19時54分 公開
[たまごまごねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 第3話の「ほれいけ! DEKAPAN-MAN」に修正が入ったり、パロディ盛りだくさんの第1話が製作委員会の判断で配信終了+BD1巻未収録になったりと(関連記事)、まーお騒がせ続きな「おそ松さん」。周囲の状況もさることながら、本編の内容も大変カオス(具体的に言うと、すぐ死ぬ)。赤塚原作とアニメ「銀魂」スタッフが悪魔合体した、狂ったテンションの作品になっています。


画像 ダヨーンはともかくとして、十四松なにやってんだ

 原作の「おそ松くん」は、性格は違えども6つ子の見分けができない、というのがギャグの一つ。しかし「おそ松さん」ではかなりくっきりキャラクターの違いがでています。成長したからね! グループサウンズみたいなハイカラなスタイルになり、昭和絵っぽいのに垢抜けたデザインになりました。

 初心者向けに、6人の見分け方を、声優の声以外の部分でご紹介。



おそ松


画像 全員のベースになっている顔です(公式サイトより)

 長男……なんですが、実は一番見分けづらいのが彼。というのも、他のキャラの顔は彼がベースになっているから。アホ毛は二本。

 彼を知りたい人は、2話Bパート「おそ松の憂鬱」を見ましょう。いかに雑で、常識がなくて、子供の脳みそのまんまなのか、よくわかります。アニキぶっており、みんなから「兄さん」と呼ばれているのもポイント。小学生っぽい言動が多いので、ルックスよりも行動を見ましょう。

 イメージカラーは。ファンの間では、おそ松とチョロ松の組み合わせを「速度松」、おそ松と十四松のコンビを「馬鹿松」と呼んだりもします。



カラ松


画像 いじられ役にしてオチ担当(公式サイトより)

 イメージカラーがの次男。ドヤ顔でかっこをつけているのは大抵彼です。YAZAWA方面に憧れるタイプの中二病(邪気眼系ではありません)を患っています。変にクールを気取っているやつがいたら、だいたい彼です。あと一番ひどい目にあっているのもだいたい彼です。兄弟からめんどくさがられているのもだいたい彼です。泣き虫でビビリなのもだいたい彼です。

 サングラスがお気に入り。空回りしている=カラ松と覚えましょう。カラ松と一松のコンビを、ファンは「色松」と呼んだりします。



チョロ松


画像 これでギャラが同じだったら不公平では、ってくらいよくしゃべる(公式サイトより)

 イメージカラーがの三男。一番しゃべっているのがチョロ松です。いつも困ったまゆげとへの字口の常識人(あくまでも6人の中で)。ボケだらけの世界でのツッコミ役。アホ毛がないので見分けるのは簡単。

 熱心なドルオタ。女の子の前ではポンコツになります。アキバ系の服装をしているのも彼。普段はやたらとくどいしゃべり方をします。話の中での出番の多さはダントツなので、真っ先に覚えられるはず。



一松


画像 5話Bパート。5話Bパートです(公式サイトより)

 「市松」じゃないよ、要注意! イメージカラーはの四男。髪の毛はボサボサで、目が半開き。あまり笑わず隅っこでひねているキャラクター。猫背でそっぽ向いてるのは一松です。彼の心中は、5話Bパート「エスパーニャンコ」にぎっちりつまっているので、見るべし。猫好きな彼の気持ち、わかってあげて。

 不器用で、厭世(えんせい)的で、卑屈で、自分に自信がなくて、皮肉屋で、寂しがりや。十四松と一松の組み合わせで、「数字松」と呼ぶファンもいます。



十四松


画像 「野球!? ねえ野球やるの!?」(公式サイトより)

 イメージカラーは黄色の五男。焦点の合わない目と、開いたままの口で、見た目めちゃくちゃわかりやすいです。アホ毛は一本。

 他の兄弟も、彼のことは理解しきれない。会話もおかしいし、行動もおかしい。6つ子は基本みんなおかしいけど、飛び抜けてクレイジー。野球、水泳、プロレスが好きな様子。ただしやる場所がおかしい。テンションが一人だけ異常だったり、放送的に言っちゃいけないことを平気で言うのは彼です。



トド松


画像 「腹黒かわいい」を地でいく。デートしてるけど、お金あるの?(公式サイトより)

 イメージカラーはピンクの六男。黒目が大きく、口がアヒル口、一番モテるのがトド松です。女子力が高く、甘え上手。コミュニケーション能力の高さも抜群。職業安定所で、女性職員とLINE交換しちゃうほどのプレイボーイ。童貞力が高い兄貴たちの中では、一際目立ちます。自分がいかにカワイイかをわかって行動しているあたり、賢い。つまり腹黒い。

 ファンがつけた六つ子の組み合わせには他にも、「材木松(カラ松、トド松)」、「紅松(おそ松、トド松)」、「若葉松(チョロ松、十四松)」など色々なものがあります。



「おそ松さん」のオチ担当にして、人生楽しそうなカラ松

 ここで、ぼくの推し松、カラ松の話をしようと思います。


画像 現時点で参謀っぽいとこほとんど見たこと無い、ドヤ松カラ松(公式サイトより)

 「おそ松さん」は、「おそ松くん」のキャラクターが大人になった、という設定の作品。チョロ松やトド松は、それらしく成長しています。

 しかし、おそ松は「小学生」、カラ松は「中学生」、一松は「高校生」のままのメンタル。十四松に至っては幼児退行しています。人間としての成長度合いがバラバラ。

 中でも、面倒くさい筆頭にあがるのがカラ松。普段からかっこつけた顔で、俺カッケーしている。周囲の一般人からは「なにあれ、やだー」扱いされる残念っぷり。特に、内向きにひねくれてしまった一松に、疎まれています。何もかもを遠ざけようとする彼にしてみたら、カラ松の「俺を見ろ」感あふれる鬱陶しさがきついのは、分かる。(もっとも、アニメ内では隣りにいることが多いので、実際はそこまで嫌いじゃないでしょうね)

 おそ松やチョロ松は「兄さん」と呼ばれているのに、カラ松は呼び捨て。雑な扱いを受け続けています。6つ子の中でも、極端にひどい目にあう、ギャグ的においしいポジ。

 熱血で暴走しがちな彼は、大変イタイ奴です。

 サングラスに憧れた。かっこいいジャケットに憧れた。女の子が自分を見ていると錯覚をした。作中キャラたちは、失敗を想起させるから歯がゆくて、ひいてしまう。

 ただ「イタイ行動」をしている時って、めちゃくちゃ人生を楽しんでいる。トト子ちゃんのライブの時、カラ松は10万円近くグッズを買い込んで、全身完全装備の応援団になっていました。

 「バカだから」と称された彼。何の後悔もなく、目を輝かせていました。

 バカなまま振りぬく生き方。純粋に信じて疑わない生き方。ステキじゃない。これでいいのだ。


画像 みんな好き勝手で仲がいいのかわからないニート共。でもみんな人生楽しそう


たまごまご


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/16/news016.jpg 結婚式で乾杯音頭をとる3歳息子、口癖になるほど練習して…… 大好きなおじのために頑張る姿が580万再生「天才!」「可愛い過ぎて涙出ました」
  2. /nl/articles/2404/15/news025.jpg 悪さばかりする猫に小型カメラを装着→映像を確認してみたら…… 衝撃の光景に「ヤバい最高」「こういうの見たかった」
  3. /nl/articles/2404/16/news014.jpg 築54年団地の狭いキッチン、洗った食器はどこに置く? プチプラ&すっきり片付くアイデアに「私の理想!」「そのセンスが欲しい」
  4. /nl/articles/2404/16/news015.jpg 8歳娘が描いた“志村けん”に「うますぎてびっっっっくり」「間違いなく天才」と絶賛の嵐 才能あふれるペンさばきが128万再生
  5. /nl/articles/2404/16/news006.jpg 元野良猫たちの家の庭に野良猫が現れた→ガラスを隔てた熱い攻防戦が…… それぞれの反応と予想外のオチに爆笑
  6. /nl/articles/2404/15/news081.jpg 【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
  7. /nl/articles/2404/15/news156.jpg 豊田章男会長、マクドナルド「ハッピーセット」のおもちゃに大喜び→「天下のトヨタ会長がハッピーセットって」「ほんとお茶目で好き」と話題
  8. /nl/articles/2404/16/news033.jpg 小麦粉を変えてクッキーを作ってみたら…… 5種類の焼き比べが100万表示「こんなに変わるのねぇ〜〜〜」「みんな違ってみんな良い!」
  9. /nl/articles/2404/15/news132.jpg 「仮面ライダーゼロワン」出演俳優、脳梗塞の後遺症続き活動休止 「右半身の麻痺が回復せずこの度の決断に」
  10. /nl/articles/2404/03/news161.jpg 橋爪淳、大河ドラマ出演終了で「大腸に5センチ程のガン」公表 “病院嫌い”だったと明かし「命を繋いで頂きました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」