美人社長の愛読書は「ナニワ金融道」 取り立て屋から学んだ、怖いけどためになるお金の話

紹介してくれた松元理美さんは、ヨガインストラクター&経営者として活躍中。

» 2016年02月06日 11時00分 公開
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「ナニワ金融道」を紹介してくれた松元理美さん

 2015年にSMAPの中居正広主演でドラマ化された、借金取り立て屋ストーリー「新ナニワ金融道」。前作「ナニワ金融道」の主人公・灰原の2年後を描いた作品です。

 2年前、金融会社・帝國金融の社員として働いていた灰原達之は、返済に詰まった顧客に、融資を受ける悪徳方法をそそのかしたことで、実刑判決を受け服役します。やっと刑務所から出所して帝國金融に戻りますが、社長・金畑から解雇を言い渡され、同僚・桑田が新たに設立した金融会社・ナニワ金融で、再び借金取り立て屋として働くことに。そんな中、ある債権回収の案件で4年前に事故で亡くなったはずの債権者・浜地広海が、現在も生きていて、保険金詐欺を働いている可能性が発覚します。大口の債権回収に大喜びする灰原と桑田ですが……。

 今回は、ヨガインストラクター&経営者として活躍中の松元理美さんに「ナニワ金融道」から学んだお金の大切さ&怖さについて語っていただききました!

「ナニワ金融道」と出会ったきっかけは……?

「ナニワ金融道」を紹介してくれた松元理美さん

―― 松元さんは「ナニワ金融道」は読まれていますが、「新ナニワ金融道」の方はまだ読まれてないんですよね?

松元理美

そうなんです。本当は「ナニワ金融道」を紹介するつもりだったんですけど、間違えて「新」の方を持ってきてしまいました……。


―― 大丈夫です(笑)。今回は、「ナニワ金融道」の話から、続編も読みたくなるような話までお聞きできたらと思います。松元さんは、なぜ「ナニワ金融道」を手に取ったのですか?

松元理美

SMAPの中居くん主演のドラマ(1996〜2005年)を先に見ていて、すごく面白かったのがきっかけです。


―― 「ナニワ金融道」の面白さはどんなところでしょうか。

松元理美

ヤミ金とは何か、保証人とは何かといった説明がされていて、単純に勉強になるなと思いました。こういうのって学校じゃ教えてくれないじゃないですか。それが面白くて読んでました。


―― 現在のヨガスタジオを起業することを意識して読まれていたんですか?

松元理美

特にその時は起業を考えていたわけじゃないんですけど、今となっては勉強になっていたかなと思います。


作中に描かれている印象的な「お金」の話

「ナニワ金融道」を紹介してくれた松元理美さん

―― 「ナニワ金融道」に描かれているお金のやりとりの中で、印象に残っている話はありましたか?

松元理美

契約書を交わすときの話が印象に残っています。灰原は借金取りなんで、さらっと契約させて後で契約書の隙をついてがっつり取りに行くんですよ。契約書って大事なんだなって思わされました。だから今は、サインと印鑑は死ぬ覚悟を持ってするようにしています(笑)。


―― 経営者である松元さんが言うと言葉の重みが違いますね。そのほかにも作品を読んで肝に銘じたことはありますか?

松元理美

キャバクラで、ママがお客さんに「ちょっとこの紙に名前だけ書いといてくれればいいから」っていうシーン。それが実は約束手形の裏面で、借金を背負わされちゃうんです。やっぱり訳分からないものに簡単にサインしちゃダメだって思いました。


―― 思わぬ形で借金を背負うことになってしまった登場人物を見て、どう思われましたか?

松元理美

皆いざというときは強いなって思います。例えば、なに不自由なく暮らしてきたOLが父親の借金を背負って、いざ自分が風俗で働かなきゃいけなくなったときに、覚悟を決めて人間として強くなるんですよね。

最初は「この子に債務を負わせるんですか」って、取り立ての方も無理じゃないかって思ってるんですけど、「もう私が借金を返していくから」って。女の人はやっぱり強いなって思います。


―― どんな人に読んでもらいたいですか?

松元理美

最初は少額な借金だったり、明後日になったら返すからと危機感なしに始まっている人が多いので、誰が読んでも勉強になると思います。当たり前ですけど、借金が恐くなると思います(笑)。


―― お金の怖さを学ぶ上で、多くの人に読んでもらいたい作品ということですね。

経営者として作品から学んだこと

「ナニワ金融道」を紹介してくれた松元理美さん

―― 松元さんはヨガインストラクターと経営者の二つの顔をお持ちですが、両立する大変さはどういったところでしょう?

松元理美

「好きなことを商売にするな」ってよく言うじゃないですか。でも、私は好きなことを商売にしてしまったので、極端になっちゃいけないと思っています。ヨガへの信仰が強すぎて経営をおろそかにしてはいけないので、バランスのいい中間にいたいなって思います。


―― 好きなことであっても、商売をする上では「お金」という切っても切りれない問題がありますよね。

松元理美

そうですね。だから、「ナニワ金融道」はきれい事じゃないことが書かれていて共感します。登場する取り立て屋は、金額が大きいお金だろうとたった1円だろうと、お金は大事だから取れるもんは取るという信念のもとに仕事をしています。「借金をする人はお金を軽く考えている。お金を大事にしていないからそれで苦しむんだよ」というメッセージ性があります。大阪が舞台なので商売に命をかけているところも熱いですよ!


―― お金の大切さを真の意味で気付かせてくれる作品なんですね。本日はありがとうございました!

 裏社会の現実に驚かされつつ、学校では学べない本当に大切なお金の話に背筋がピンッとした気持ちになること間違いなしの作品です。ぜひチェックしてみてくださいね!

「ナニワ金融道」を紹介してくれた松元理美さん

松元理美さんのプロフィール

名前:松元理美

生年月日:1985年6月22日

出身:埼玉県

職業:社長兼ヨガインストラクター

趣味:お酒

他に好きなマンガ:クレヨンしんちゃん

ブログ:http://ameblo.jp/yoga-satomi/

Twitter:@satomiself


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