美人社長の愛読書は「ナニワ金融道」 取り立て屋から学んだ、怖いけどためになるお金の話
紹介してくれた松元理美さんは、ヨガインストラクター&経営者として活躍中。
2015年にSMAPの中居正広主演でドラマ化された、借金取り立て屋ストーリー「新ナニワ金融道」。前作「ナニワ金融道」の主人公・灰原の2年後を描いた作品です。
2年前、金融会社・帝國金融の社員として働いていた灰原達之は、返済に詰まった顧客に、融資を受ける悪徳方法をそそのかしたことで、実刑判決を受け服役します。やっと刑務所から出所して帝國金融に戻りますが、社長・金畑から解雇を言い渡され、同僚・桑田が新たに設立した金融会社・ナニワ金融で、再び借金取り立て屋として働くことに。そんな中、ある債権回収の案件で4年前に事故で亡くなったはずの債権者・浜地広海が、現在も生きていて、保険金詐欺を働いている可能性が発覚します。大口の債権回収に大喜びする灰原と桑田ですが……。
今回は、ヨガインストラクター&経営者として活躍中の松元理美さんに「ナニワ金融道」から学んだお金の大切さ&怖さについて語っていただききました!
「ナニワ金融道」と出会ったきっかけは……?
―― 松元さんは「ナニワ金融道」は読まれていますが、「新ナニワ金融道」の方はまだ読まれてないんですよね?
そうなんです。本当は「ナニワ金融道」を紹介するつもりだったんですけど、間違えて「新」の方を持ってきてしまいました……。
―― 大丈夫です(笑)。今回は、「ナニワ金融道」の話から、続編も読みたくなるような話までお聞きできたらと思います。松元さんは、なぜ「ナニワ金融道」を手に取ったのですか?
SMAPの中居くん主演のドラマ(1996〜2005年)を先に見ていて、すごく面白かったのがきっかけです。
―― 「ナニワ金融道」の面白さはどんなところでしょうか。
ヤミ金とは何か、保証人とは何かといった説明がされていて、単純に勉強になるなと思いました。こういうのって学校じゃ教えてくれないじゃないですか。それが面白くて読んでました。
―― 現在のヨガスタジオを起業することを意識して読まれていたんですか?
特にその時は起業を考えていたわけじゃないんですけど、今となっては勉強になっていたかなと思います。
作中に描かれている印象的な「お金」の話
―― 「ナニワ金融道」に描かれているお金のやりとりの中で、印象に残っている話はありましたか?
契約書を交わすときの話が印象に残っています。灰原は借金取りなんで、さらっと契約させて後で契約書の隙をついてがっつり取りに行くんですよ。契約書って大事なんだなって思わされました。だから今は、サインと印鑑は死ぬ覚悟を持ってするようにしています(笑)。
―― 経営者である松元さんが言うと言葉の重みが違いますね。そのほかにも作品を読んで肝に銘じたことはありますか?
キャバクラで、ママがお客さんに「ちょっとこの紙に名前だけ書いといてくれればいいから」っていうシーン。それが実は約束手形の裏面で、借金を背負わされちゃうんです。やっぱり訳分からないものに簡単にサインしちゃダメだって思いました。
―― 思わぬ形で借金を背負うことになってしまった登場人物を見て、どう思われましたか?
皆いざというときは強いなって思います。例えば、なに不自由なく暮らしてきたOLが父親の借金を背負って、いざ自分が風俗で働かなきゃいけなくなったときに、覚悟を決めて人間として強くなるんですよね。
最初は「この子に債務を負わせるんですか」って、取り立ての方も無理じゃないかって思ってるんですけど、「もう私が借金を返していくから」って。女の人はやっぱり強いなって思います。
―― どんな人に読んでもらいたいですか?
最初は少額な借金だったり、明後日になったら返すからと危機感なしに始まっている人が多いので、誰が読んでも勉強になると思います。当たり前ですけど、借金が恐くなると思います(笑)。
―― お金の怖さを学ぶ上で、多くの人に読んでもらいたい作品ということですね。
経営者として作品から学んだこと
―― 松元さんはヨガインストラクターと経営者の二つの顔をお持ちですが、両立する大変さはどういったところでしょう?
「好きなことを商売にするな」ってよく言うじゃないですか。でも、私は好きなことを商売にしてしまったので、極端になっちゃいけないと思っています。ヨガへの信仰が強すぎて経営をおろそかにしてはいけないので、バランスのいい中間にいたいなって思います。
―― 好きなことであっても、商売をする上では「お金」という切っても切りれない問題がありますよね。
そうですね。だから、「ナニワ金融道」はきれい事じゃないことが書かれていて共感します。登場する取り立て屋は、金額が大きいお金だろうとたった1円だろうと、お金は大事だから取れるもんは取るという信念のもとに仕事をしています。「借金をする人はお金を軽く考えている。お金を大事にしていないからそれで苦しむんだよ」というメッセージ性があります。大阪が舞台なので商売に命をかけているところも熱いですよ!
―― お金の大切さを真の意味で気付かせてくれる作品なんですね。本日はありがとうございました!
裏社会の現実に驚かされつつ、学校では学べない本当に大切なお金の話に背筋がピンッとした気持ちになること間違いなしの作品です。ぜひチェックしてみてくださいね!
松元理美さんのプロフィール
名前:松元理美
生年月日:1985年6月22日
出身:埼玉県
職業:社長兼ヨガインストラクター
趣味:お酒
他に好きなマンガ:クレヨンしんちゃん
ブログ:http://ameblo.jp/yoga-satomi/
Twitter:@satomiself
フォトギャラリー
関連記事
親孝行を考えるきっかけになるかも? 恋愛だけじゃない南波あつこ「スプラウト」の魅力
横浜国立大学のミスコンに出場した野口光咲ちゃんがオススメしてくれました。一条ゆかり描く大人恋愛劇「5愛のルール」に学ぶ、女性受けする男の条件
優しくてイケメン、時には冷たいけどレディーファースト。「こんなかっこいいメイドさんになりたい」 元メイドさんが漫画「エマ」に見た理想の上司像
メイド関係の仕事をしていたというあじちゃんに語ってもらいました。王道? だがそれがいい 男女逆転漫画「僕と彼女の×××」の心ときめく3つのシーン
声優を目指して頑張っている末岡志保美ちゃんに聞きました。“女子力と筋肉の共存” ミス専修大はネット発の異色4コマがお好き
KANA先生のデビュー作「女の友情と筋肉」を紹介。美と恐怖は隣り合わせ コスプレイヤー・るしゃが読む、伊藤潤二の傑作「富江」
作中の恐怖シーンを再現したコスプレはさすがのクオリティー。「銀魂」大好きコスプレイヤー・るしゃ、尋常じゃない“神楽愛”を語る 「最近、神楽ちゃんの匂いが分かるようになってきたんです」
るしゃさんによる「銀魂」(主に神楽)レビューを、美しいコスプレ写真とともにお届けします。
関連リンク
© COPYRIGHT 美女マンガ
万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
小学生女子3人のお泊まり会、母が用意したのは…… 圧巻の朝ご飯が「こんな友達のお母さん羨ましい」と326万再生
唐沢寿明&山口智子、愛車・ポルシェに乗った“夫婦ドライブ”が絵になりすぎ 激レア共演に「めちゃくちゃ素敵」「すぐわかるオーラ」
ジブリパークで「シータだ、かわいい!」と言われまくった9歳娘→思わず納得の見た目に「久々ときめいた」「完璧」
娘が古い引き出しを開けたら、驚きの光景が…… 82歳母の“まさかの作品たち”に「これはすごい」「美し過ぎてため息」
「娘の目が大きいのは赤ちゃんだから」と思っていたママ、成長すると…… 驚きの姿に「ディズニープリンセスだ」【海外】
芸歴62年“ラジオ界のレジェンド”鈴木美智子さん、死去 「朗読劇中に脳出血で倒れ療養中だった」
「別格」「想像以上」 ワークマン“2500円新作”に絶賛続出
大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
“日本人離れした容姿”に悩んでいた女性→20歳で「自分はハーフ」と気づき…… クセを生かした髪形に「お〜」「やばーい」
- 急性骨髄性白血病で闘病中だったVTuber、死去 「復帰を目指して闘病」 専門学校の講師としても活動
- 万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
- 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」 投稿者に話を聞いた
- 大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
- 「女の子みたいな顔だね」と言われ続けた男の子、20歳になったら→「神がかってる」姿に驚がく 「人体の不思議」「オーラが凄い」
- 使わなくなったカラーボックス→“ずぼらシンママ”が簡単DIYしたら…… 天才的な仕上がりに「かしこーい!!」「これ作ってみよう」
- クリスマスに出会ったギャルとギャル男が21年後…… 誰も予想できない現在に「素直に凄い」「人に歴史あり」と称賛の声
- カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
- マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「待ってました!」 人気作の登場に混乱の懸念も「すぐ売り切れそう」「初週ヤバいぞ」
- お隣さんから丸見えの土地→巨大ウッドフェンスを7日かけてDIYしたら…… 雰囲気ガラリで「すごい大作ですね」「ワクワクした」
- 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
- 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
- 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
- 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
- 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
- 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
- パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
- 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
- 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
- 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」