空気から水を集めてためる水筒、クラウドファンディングで資金調達を1時間でクリア
時と場合によっては命綱になりそう!
アメリカのベンチャー企業Fontusが「空気から水を作る」という夢のような水筒を開発するために、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で資金集めを開始しました。4月4日の開始以来、非常に高い関心を集め、目標額の3万ドルを開始後わずか1時間でクリアしています。
「Fontus」が大気から水を抽出する仕組みは、周りの空気を取り込み、特殊なフィルタを通して圧搾(あっさく)し、小型冷却器で温度を下げることで空気中に含まれる水分を凝縮するというもの。その結果、空気中の水分が液体としての水になり、水筒内にきれいな飲み水として蓄えられます。
Fontusが開発を予定している製品は2種類、スタンダードな水筒タイプの「Fontus AIRO」と、自転車取り付けタイプの「Fontus RYDE」です。AIROは太陽電池で小さなファンを動かして空気を取り込み、RYDEは自転車で走ることによって空気を取り込みます。出荷時期は2017年4月を予定しているとのことです。
水が貯まる速度などは気候やその地域の湿度に左右されるとのこと。プロトタイプが完成次第テストを行い、より詳細なデータを発表するとしています。指針となるようなデータは公開されており、これによると気温30度以上で、相対湿度70%(日本全国の年平均相対湿度にあたる)の場合、ボトルの容量である800ミリリットルを約2時間で一杯にできるといいます。
この水筒には、重量のある水を大量に持ち歩く必要もなく、ごみも出ないといった数々のメリットがあります。またフィルム型太陽電池とUSB接続を利用して、携帯電話への充電という別の用途にも利用できるそうです。山登りやキャンプなどのアクテイビティだけでなく、災害時といった緊急の場合にも、あると便利で時と場合によっては命を救うグッズにもなりそうです。
(Jun)
関連記事
- 着るだけでサムライになれる? 甲冑パーカー「SAMURAI ARMOR HOODIES」が資金調達中
観光地で人気者になれること間違いなし。 - ドット絵にしか見えないパンツが登場 8bitの奥に無限の希望が見える
8bitゲームのドット絵を完ぺきに移植した、すごくいい感じのおぱんつ。 - 女性の強い味方になってくれそう! スマホと連動する痴漢撃退アラームがクラウドファンディングで出資募集中
デザインもおしゃれです。 - 「スマホの電池が無くなったから、ちょっと君のちょうだい」が実現 スマホ同士で充電できるケーブルが便利そう
「ちょうだい」って言うのにちょっと勇気が要るけど。 - 実物が存在しない? Kickstarterで約5億円集めた未来型カミソリのプロジェクト、突然凍結される
現在はIndiegogoで出資を募っています。 - 好きな天気を部屋の中に再現できる「tempescope」、製品化に向けてクラウドファンディング
インターネットの天気予報に連動して数時間後の天気や、遠くの場所の天気を再現できる装置です。 - ぬくもりを感じる柔らかい光 夜空に浮かぶ「お月様」に手が届くムーディーな球体ランプが登場
月面の模様を再現した球体ランプが登場。部屋にお月様が置ける! - “自撮り棒”より“ドローン”の時代? リード付きドローン「Fotokite Phi」で自撮りがかなり盛れそう
見た目は完全にたこあげ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」