comico、世界累計2000万ダウンロード突破! 国内の週間アクティブユーザーは350万
週間アクティブユーザー数を公開したのはこれが初。
NHN comicoは6月22日、漫画・小説アプリ「comico」の国内ダウンロード数が2016年6月21日付けで1300万件を達成し、世界累計で2000万件を突破したことを明らかにしました。
comicoは2013年10月にサービスを開始。縦スクロールで読み進められる形式やフルカラー表現など、スマートフォンに最適化したマンガのスタイルが話題に。その後ノベルの取り扱いも開始し、連載作品のアニメ化や舞台、実写ドラマ、実写映画化といったニュースも増えてきています。作品投稿機能を通じてcomicoに寄せられた作品は1万2000作品以上としています。
今回の発表に併せ、日本国内の週間アクティブユーザー数(WAU)が350万人を超えることも初めて明らかにしました。このWAUは、1週間に1回以上comicoアプリまたはWeb版を利用したユーザーの総数。この種のコミックアプリでWAUを公式に明かしたケースは珍しいです。
なお、日本雑誌協会が公開している印刷部数公表(2016年1月〜3月)によると、週刊少年ジャンプが223万8333部、週刊少年マガジンが103万8450部、週刊少年サンデーが34万5667部です。単純な比較はできませんが、comicoにもかなりの数の“読者”がいるといっても過言ではないでしょう。
このほか、日本を含めた5カ国での展開状況もレポート。もともとWebtoon(Webでのデジタルマンガ)文化が根付いている韓国ではやや苦戦している様子もみられますが、台湾やタイでも順調にダウンロードを伸ばしつつあるよう。2016年4月にサービスを開始した中国での数字がどう推移するかも注目されます。このグローバル展開を生かし、5月からは「comicoマンガ全国学生選手権 2016」を開催しており、優勝者へ日本、韓国、台湾、タイ、中国での国際デビュー権が与えられる予定です。
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