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» 2016年11月25日 16時48分 公開

殻を振り回し“シールドアタック”で天敵をKOするアグレッシブなカタツムリが日本で見つかる

攻撃は最大の防御。

[コンタケ,ねとらぼ]

 カタツムリといえば殻にこもって天敵から身を守る“防御のプロ”として有名な軟体動物ですが、どうやら意識をあらためなければならないようです。北海道大学・東北大学・ロシア科学アカデミーの研究グループが、殻を振り回して天敵をKOするカタツムリを発見しました。まさかの“シールドアタック”です(以下、虫動画・画像注意)。


「エゾマイマイ」の“シールドアタック”

 今回見つかった“シールドアタック”をするカタツムリは、北海道に生息する「エゾマイマイ」とロシアに生息する「Karaftohelix selskii」の2種。別種のカタツムリが、それぞれ独自にこの戦術を編み出したという面白い研究結果も出ています。

 北海道大学では、「エゾマイマイ」が実際に捕食者であるオサムシから身を守るところを動画で公開。オサムシが近づいてくると、殻をブンブンと振り回して追い払っています。見たところ、180度以上殻を回転できるようになっているもよう。


カタツムリ 攻撃 シールドアタック 振り回す 天敵であるオサムシ(画像左下)が近づいてきました


カタツムリ 攻撃 シールドアタック 振り回す ブオンッ! オサムシがふっ飛ばされました


カタツムリ 攻撃 シールドアタック 振り回す 逆方向にもブオンッ!

 「身を守るため」というだけあって、殻を振り回す速度はなかなかのもの。捕食にきたオサムシがふっ飛ばされています。これは強い。殻の形も一般的なカタツムリと違い、振り回すことに特化した形態になっているそう。

 今回の発見は、地球上の生物はどのようにして多様な種や表現型をもつに至ったのかという問題に対し、「捕食者・被食者間相互作用(食う食われるの関係)」の重要性を示唆するものであるとのこと。また、生物の種や表現型の多様化メカニズムの総合的な理解に、極めて重要な実例となると期待されます。

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