トランプ大統領がCNNをボコボコにする動画、元画像の投稿者がCNNに謝罪 「脅迫」と批判するハッシュタグも

CNNは脅迫ではないとしています。

» 2017年07月07日 17時09分 公開
[ねとらぼ]

 米ドナルド・トランプ大統領が先日Twitterに投稿した「CNNをプロレスでボコボコにする映像」(関連記事)。そのもとになった画像を投稿した人物が謝罪したとCNNが報告しました。

 問題の映像は、CNNのロゴで顔を隠された人物をトランプ大統領が一方的に攻撃するというもの。以前からCNNを「偽ニュース」と非難してきた大統領は、この映像を「#FraudNewsCNN(詐欺ニュースCNN)」というハッシュタグとともにツイート。この行為に対し、CNNは「記者に対する暴力を推奨している」と批判していました。

問題の動画の場面

 この映像の元になったのは、2007年にトランプ大統領(当時は大統領ではなかった)がプロレス団体「WWE」のレッスルマニアに登場したときの映像。これにCNNのロゴを合成したGIF画像が掲示板サイトRedditに投稿され、後に加工され、音声が加えられました。GIF画像の投稿者は、他にも人種差別的な投稿をしていたといいます。

CNNはどうやってGIF画像投稿者を突き止めたかを記事

 CNNは、GIF画像投稿者のRedditへの書き込みから割り出した情報を使い、Facebookで特定し、接触を試みたとしています。その後この人物はRedditに謝罪文を投稿し(現在は削除)、画像は風刺として作ったもので、報道への暴力を推奨するものではないと述べていました。

 謝罪文を投稿したあと、Reddit投稿者からCNNに連絡があり、謝罪があったとのこと。CNNは、一般市民であること、謝罪しており、反省の色が見られることから、身元は公開しないとしています。ただし、状況が変われば身元を公開する権利を保持している、とも。

 これに対して、一部で脅迫ではないかとの批判が巻き起こり、「#CNNblackmail」というハッシュタグを付けた投稿が急増する事態に。CNNのロゴを合成したコラ画像も投稿されています。

 またドナルド・トランプJr.は、CNNが「15歳の子ども」を脅したとしてTwitterで批判。CNNはこれを否定し、名前を伏せたのはReddit投稿者の安全のためであり、何の取引もなかったとコメントしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」