「美を讃えた麺の上で、静謐のおあげに出逢う」 日清がどん兵衛の“マンションポエム”っぽい広告を駅などに展開
夜景のなかで美しく輝くくっそでかいどん兵衛。
日清食品が、カップうどん「どん兵衛」の新しい広告を発表しました。しかし、公式サイトを開いてみると、そこにはなぜかどん兵衛ではなくマンションの広告が。おかしい、ここは日清食品の公式サイトのはずでは……ってよく見たらこれはマンションの広告じゃない! “マンションポエム風”な「どん兵衛」の広告だ!
“マンションポエム”とは、電車内や駅に掲載されている高級マンションの広告に書かれたキャッチコピーのこと。夜景のなかでやたら光り輝くマンションや夕日に照らされ異様にドラマティックな色に染まるマンションの横にデカデカと書かれたエモい文章が一部の人たちの心に響きすぎた結果、ネット上で表現方法としての地位を確立しました。
今回のどん兵衛の広告は、そんな“マンションポエム”広告をどん兵衛で再現するという表現の限界の向こう側を感じさせる内容となっています。カップヌードルの広告(関連記事)といいU.F.Oの広告(関連記事)といい、ここ最近の日清食品の広報はハイになる薬でもキメているとしか思えません。
現在公開されている広告は、全部で6枚。夜景のなかでやたら輝くどん兵衛(東京タワーよりでかい)の横に「美を讃えた麺の上で、静謐のおあげに出逢う」と書かれていたり、夕日に照らされ異様にドラマティックな色に染まるどん兵衛(レインボーブリッジよりでかい)の横に「そこは、鰹聖域(かつおサンクチュアリ)」と書かれていたりと大変エモい感じになっています。
価格のところには「180円」と堂々と書かれており、広告全体からただようセレブ感に相反する庶民的数字がよく分からない安心感を生み出しています。ボーッと眺めていると本当にマンションの広告に見えるため、値段を見た瞬間に「え?」となること請け合い。
また、「それはおあげではなく、そしておあげでもある」といったエモい表現1つ1つに、「※1つの文章のなかで『おあげ』と2回いうことで、低音と高温の2度揚げで作られている『おあげ』であることを表現しています」など注釈が付いており、「自分で説明すんな」感が高めです。理解させることを諦めないで。
日清食品公式からは「『どん兵衛の美味しさを、表現豊かにお伝えしたい。』私たちが⾄った結論は、ポエムでした」という理論も何もかもかなぐり捨てたコメントが出ており、なぜその結論に至ったのか事細かに聞かせていただきたくなります。吟遊詩人かよ。
これらの広告は、交通広告や折込チラシ、ポケットティッシュ広告といったいかにもマンション広告が出ていそうなところに掲出されています。今後はしばらく、よくあるマンション広告かと思ったらどん兵衛だった、というパターンが発生しそうです。
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今度こそ売れるか?
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