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» 2017年08月11日 12時00分 公開

もし「ミニセガサターン」が発売したら収録されていて欲しいサターンゲー10選インターネットを守る翼竜

サターンパッドは良かった……。

[にゃるら,ねとらぼ]

 誰も覚えていないと思われますが、前々回くらいに、こういった記事を書きました。

 偶然にも掲載後にミニスーパーファミコンが発表されたことなどから、それなりにウケが良かったと編集部から好評でして、その流れで「存在しないミニセガサターンで書いたら面白そうじゃない?」という話になり、今回の記事を執筆することになったわけですが、こんな男子小学生が休み時間に話すような適当さでねとらぼは大丈夫なんでしょうか?

 世の中では「ミニNINTENDO64」の話題が出ていましたが、「ミニセガサターン」も求められている気がします。なお、今回は至極まっとうにセレクトしました。ウケが良ければギャルゲー編もやりたいですね。

画像 記事を書くにあたってセガサターンと共に山ごもりをしたときの写真です。せがた三四郎のように山奥で巨大なサターンパッドをたたいてこの文章を打っています

1.ガーディアンヒーローズ/トレジャー(1996)


 不朽の名作「魂斗羅スピリッツ」の開発メンバーが設立したトレジャーからの作品。セガサターンを所持してガーディアンヒーローズをプレイしないのは、チャーシュー抜きのラーメンのようなものです。

 内容としてはベルトアクションゲームなのですが、今作の肝はその自由度。1周するだけでは回れないルートの多さや、キャラステータスのカスタマイズ性、個性豊かなメンバーたち。さらにはマルチターミナルを使えば6人までプレイ可能! ミニセガサターンにマルチターミナルが挿入できるかわかりませんが、そもそも存在しない架空のゲーム機なので好き勝手言っていきましょう。

 ちなみに対戦モードも存在しますが、ゲームバランスの良さよりもハチャメチャな派手さで盛り上がるタイプ。多人数でのプレイで、どんどんセガサターンを処理落ちさせましょう!


2.デスクリムゾン/エコールソフトウェア(1996)

画像 駿河屋より)

 セガサターンらしさとはなにか? を説いていく場合に、良くも悪くも一癖も二癖もある個性の強い作品にあふれている事実は重要だと思います。次に大切なのはプレステと較べて圧倒的に多いギャルゲー率ですが。

 そういった意味では「デスクリムゾン」、通称デス様は語るに外せない1作です。やたら合わせづらい照準やら、説明もなしに出てくる撃ってはいけないキャラやらと、いろいろと問題点もあるのですが、実はプレイしてみるとそれなりに遊べなくもありません。

 ちなみに数少ないセガサターン用ガンコントローラー「バーチャガン」対応作品なので、ミニセガサターン発売の暁にはバーチャガンでもプレイできるよう頼みましょう。もし、ミニセガサターンなるものが完成し、バーチャガンにも対応したとしても照準は非常に合わせづらいでしょうけど……。

 がっぷ獅子丸先生による『ゲーム業界のフシギ』での、エコールソフトウェア代表・真鍋さんへのインタビューでは、元からセガが大好きで「セガと心中するぞ」「セガサターンでなくプレステだったら、もっとこぢんまりとしていた」と語っているので、やはりセガサターンだからこそ生まれた作品。その自由さ故に何もかも詰め込みすぎてこうなってしまったと言えます。


3.ロックマンX4/カプコン(1997)

ロックマンX4 駿河屋より)

 スーファミからPS/SSに移行したロックマンXシリーズ。「セガサターン版なんてマニアしか買わないだろ」という意向により、サターン版のジャケットは主役のエックスでなくゼロ。今見てもファンなら思わず痺れる1枚ですし、好判断だと思います。

 ゼロが初めから使えることもあり、だんだんと時代に合わせてシステムも進化してきたXシリーズですが、少し歩くだけで煩くメッセージが表示されたり、不自然に難易度が上がったことから考えるに、このX4のバランスはとても遊び易いですね。オタクに大ウケなアンドロイド美少女ヒロイン要素をゼロに足したこともあり、文句なしの名作です。

 余談ですが、ロックマンX4主題歌、劇ナデでのラピス役、ガメラ3のミイラなど、まだ方向性の固まっていない仲間由紀恵さんが関わった作品はどれも好きです。


4.ティンクルスタースプライツ/ADK(1997)

画像 駿河屋より)

 「ティンクルスタースプライツ」は、シューティングゲームに対戦要素と「ぷよぷよ」を足したようなゲームです。今だと「東方花映塚」をイメージしてもらえるとわかりやすいと思われます。

 シューティングで対戦するという、極めて珍しいゲーム性や、当時ならではの絵柄の美少女が良いですね。画面が2分割され、基本的には相手を倒すことよりも己との戦いになる分、「パネルでポン」に近いかもしれません。

 セガサターンの名作STGといえば「バトルガレッガ」ですが、この「ティンクルスタースプライツ」と合わせて漏れなくプレ値。今では移植などで入手難易度も大分下がったものの、そもそもの手に入らなさがまたサターンゲーらしいっちゃらしいです。


5.ファイターズメガミックス/セガ・AM2研(1996)

画像 駿河屋より)

 セガの人気格闘ゲームや自社の作品たちをごちゃ混ぜに共演させたお祭り3D格闘ゲーム。セガ版KOFといったところでしょうか。

 お祭りゲーなだけに、セガのノリの良さが遺憾なく発揮されていまして、ソニックやレンタヒーローのキャラはともかく、デイトナUSAのホーネット(まんま車)まで隠しキャラとして参戦しています。おそらく車自体がキャラとして登場している唯一の格闘ゲームではないでしょうか。


画像

 名前の通り熊である使用キャラクター「くまちゃん」とホーネットを戦わせれば、まさかの熊vs.車なんて組み合わせを見ることも可能です。ファイターズメガミックスなくして、セガの格闘ゲームは語れないでしょう。

 さらには実写版ストリートファイターを無理やり格闘ゲーム化し、試合のどの場面を切り取ってもコラ画像にしか見えない「ストリートファイター リアルバトル オン フィルム」や、


画像

 グラフィック・BGM・操作性の全てがゴミとまで言われた「FIST」も抑えておくと、セガサターンの格闘ゲームへの造詣が広がります。


6.スーパーロボット大戦F/ウィンキーソフト(1997)

画像 駿河屋より)完結編とあわせてどうぞ

 ウィンキー時代のスパロボ。それ故に当然戦闘デモがカットできないので、プレイ時間は無駄に長くなります。1つくらい、どっしり腰を据えてプレイできるシミュレーションゲームが収録されていた方が良いでしょう。例えプレイ時間の8割が見る必要のない戦闘デモだとしても……。

 終盤まで出てきませんが、やはりガンバスターやイデオンなどの巨大な存在感はワクワクしますし、初参戦であるエヴァやガンダムWの何とも言えなさ(特にW勢に至っては味方になることなく消えたりもする)など、ウィンキーらしい大ざっぱさが光るスパロボです。

 プレステ版も存在するのですが、BGMの良さはセガサターン版にはかないません。中でも「VIOLENT BATTLE」は出色の出来ですね。


7.ぷよぷよSUN/コンパイル(1997)

ぷよぷよSUN 駿河屋より

 ご存じぷよぷよの3作目。今作からアルル以外のプレイヤーキャラが選択できたり、ストーリーモードの主人公にドラコやシェゾがでてきたりなど、一気にぷよぷよの世界観を色濃くした作品。

 今作からの新要素として「太陽ぷよ」などが登場しましたが、正直邪魔だったのでどこへ行っても旧作のルールに変更して遊んでいたため、通の時点でのシステムの完成度が分かります。

 キャラ選択画面が全てぞう大魔王になって暑苦しくなる裏ワザがお気に入り。セガサターンの名作パズルゲーと言えば「パズルボブル3」「クレオパトラフォーチュン」も外せませんね。


8.サウンドノベル 街 -machi-/チュンソフト(1998)

サウンドノベル 街 駿河屋より

 「弟切草」「かまいたちの夜」などのホラーなサウンドノベルから一転し、渋谷を舞台に8人のキャラクターが織りなす群像劇に。

 美少女ゲームでないノベルゲームから1つ選ぶとすれば、どうしても「街」になってしまうレベルでの完成度です。

 特筆すべきは8人の主人公たちのどうでもいい行動が、お互い別の主人公の人生に干渉し合い、全く別のストーリー展開をたどるシステム。ある主人公の小さな行動が別の主人公には大きな意味になっていくシナリオは見事。

 基本的に全ての画が実写ですので、今プレイすると全体的に古臭いのですが、90年代の街並みに思いをはせながら遊べるという点は、むしろレトロゲームにノスタルジーを求める層にはがっちりハマるでしょう。

 ちなみに、街のシステムを美少女ゲームに落とし込んだ「アザナエル」は大好きな作品です。


9.プリクラ大作戦/アトラス(1996)

プリクラ大作戦 駿河屋より

 「豪血寺一族」のキャラクターを使ったアクションシューティングゲーム。「プリクラ大作戦」のプリクラは、プリント倶楽部のことでもなければ、プリンセスクラウンの略称でもありません。今作の主人公、プリンセス・クララを指しています。

 豪血寺一族といえば、村田蓮爾さんの美麗なイラストとババアの印象になりますが、今作のイラスト担当は椎名優さん。

 システムとしては2人で遊ぶと、そこそこ盛り上がる程度の内容ですが、その一瞬の爆発力こそセガサターンらしさがあるので、キャラのかわいさも合わせて良ゲームです。


10.ダイナマイト刑事/セガ(1997)

画像 Amazonより

 説明不要の名作ベルトスクロールアクションゲーム。良作かつバカゲーというセガの本領が発揮されまくったゲームです。この時代特有のポリゴンの粗さが絶妙な味を醸しだしていまして、ヒロインである大統領の娘がブサイクなことは、セハガールでも自虐ネタに使ったほど。

 本作の魅力は、直感的に遊べるゲーム性もあるのですが、何と言っても2人の刑事が冷凍マグロやコショウまでもを武器に、半裸の不審者や謎のデブとまで、とにかく暴れ回ることです。

 ステージに落ちているどんなささいな物でも武器にしていく爽快感は堪りません。それもわかりやすいプレイ感が裏であってのたまものです。セガはすごい。実は秋葉原などでは、いまだにアーケード版が現存していますので、筐体でふらっと二人プレイできたりもします。

 ここまでセガ色の強いゲームですが、後にPS 2版も発売されているのは寝取られ感を覚えますね。輝いていたころのセガの光を感じていきましょう。



 というわけで、もし「ミニセガサターン」が発売したら収録されていて欲しいサターンゲー10選でした。わりと真剣に長く遊べて他人と盛り上がれそうなゲームを各ジャンルから選んだ感じですね。

 自分がプレイ時間から考えて10作選ぶと、本当に美少女ゲームだらけになるので、機会があればそっちで書いてみたいです。セガサターンは内蔵電池が切れると、毎回セーブデータが消えてヒロインたちとの思い出がリセットされたり、起動画面の時刻設定で1994年という数字を見せられたりと、どんどん味が増してきます。パワーメモリまったく読み込まないし。

 当時から全体的に完成されていたプレイステーションとは、また一味違う魅力がたくさん詰まっていたハードです。何かの間違いに間違いが重なって「ミニセガサターン」なるものが発売されると良いですね。

にゃるら

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