吉高由里子、映画「ユリゴコロ」舞台あいさつでハイボールへの"純愛”告白 「愛の結晶のシュワシュワ(笑)」

吉高節さく裂でしたが、最後は監督からの感動的なコメントも。

» 2017年09月24日 12時29分 公開
[田下愛ねとらぼ]

 映画「ユリゴコロ」の初日舞台あいさつが9月23日に都内で行われ、吉高由里子さん、松坂桃李さん、佐津川愛美さん、清野菜名さん、清原果耶さん、熊澤尚人監督が登壇しました。

 この日は、さまざまな形で“純愛”が描かれている「ユリゴコロ」にちなみ、登壇者たちが純愛にまつわる話を披露。松坂桃李さんは、「親父がお袋にプロポーズしたとき、土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ!』と」という自身の両親の話を語り、お客さんや登壇者を驚かせました。

「ユリゴコロ」舞台あいさつ 「聞いたときは、『うわうわうわ、そんなのドラマのせりふでもないよ』って感じだったんですが、今思い返すとそれぐらい思いが強かったんだな、純愛かなって」と両親の結婚秘話を明かした松坂桃李さん

 「狂気的な……純愛なような脅迫なような……まあ、愛は凶暴なんだよ」と松坂さんの話に独自の解釈を展開してみせた吉高由里子さん。純愛について聞かれると、「20歳を過ぎてお酒のCMをいただいてから、日本でも海外でも家でも外食してもハイボールを飲む純愛を貫いています。愛の結晶のシュワシュワ(笑)」とお酒への愛を告白も。

「ユリゴコロ」舞台あいさつ ハイボール愛を語り、「土曜日なので、みなさんもお家に帰っていかがでしょうか? お後がよろしいようで」としっかりオチまでつけた吉高さん

 さらに、舞台あいさつに出席できなかった木村多江さんからは動画メッセージ、松山ケンイチさんからは手紙が寄せられ、松山さんの「僕自身も誰かのユリゴコロとして存在できたら幸せだと感じる映画でした」という作品愛にあふれたメッセージが読み上げられました。しかし、これに吉高さんは「手紙だときれいにおさまる方だなと(笑)」と突き落とすような一言。松坂さんも「(松山さんは)ユニークですよね」とうなずき、客席は爆笑。

 終始、天然さを感じる発言で客席をにぎわせていた吉高さん。一方で、クライマックスの撮影では「2日間ずっと泣きっぱなしで、こめかみが切れるんじゃないかというくらい涙腺を絞り出した」という演技の大変さを語る場面もあり、ラストに熊澤監督が「吉高さんなくして『ユリゴコロ』は作れなかった。血を流しながら涙を流しながら熱演してくれたおかげで出来上がった。吉高由里子の100年残る代表作だと思っています」と感動的なコメントで締めくくると、「恥ずかしい」と手を合わせつつスマイル。照れる吉高さんとともに舞台あいさつは幕を閉じました。

「ユリゴコロ」舞台あいさつ 熊澤監督の言葉に大テレなかわいい吉高さん

 沼田まほかるさん作のベストセラー小説を映画化した「ユリゴコロ」は、1冊のノートにつづられた殺人者の女性の記録を入り口に過去と現実が交錯していくミステリー。9月23日から全国公開中です。

映画「ユリゴコロ」予告編
(C)沼田まほかる/双葉社 (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

田下愛


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2505/15/news035.jpg “1K8.5畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→1年後…… 「もうホテルやん笑」生まれ変わった空間に驚き「こんな部屋に住みたい」
  2. /nl/articles/2505/18/news010.jpg 日本人のママと米国人のパパが国際結婚→生まれた子どもは…… 290万再生の“まさかの現在”に「びっくりしました」「心温まる」【海外】
  3. /nl/articles/2505/17/news021.jpg 50年間放置して“ジャングル化”したおばあちゃんの家 → 掃除したら…… “木の中から現れたもの”が170万再生 「予想を超えた」「ブラボー」【海外】
  4. /nl/articles/2505/18/news015.jpg シャンプーした柴犬、乾かしたら“ふわふわ”ではなく…… 飼い主驚がくの姿に「今年1番笑った」「そうはならんやろ」と370万表示
  5. /nl/articles/2505/17/news018.jpg 白猫だと思っていた子猫→4年後…… 「ええええ」飼い主も驚いた“現在の姿”が472万再生「不思議ですね〜」
  6. /nl/articles/2505/16/news039.jpg 古いセーターは捨てないで! チョキっと切って縫うだけで…… 毎日使いたくなる“ぬくもり雑貨“が112万再生 「最高に素敵」【海外】
  7. /nl/articles/2505/18/news005.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」 所有者に“他のレア品”を聞いた
  8. /nl/articles/2505/18/news030.jpg 「アムロ専用ザクか……」 ガンダムが奪われた世界でアムロが乗る機体を“妄想したガンプラ”に反響 「すごく“ありそう”」
  9. /nl/articles/2505/15/news025.jpg のどかな釣り場に現れた“妙に風格のある”おばあちゃん→釣り上げた“とんでもないヤツ”に仰天「本当におばあか?」
  10. /nl/articles/2505/13/news129.jpg 「ちょっと意味わからん」 藝大卒業生が“色鉛筆1本”で絵を描く→たった10分で…… 衝撃の仕上がりが100万再生「わぁー!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 急性骨髄性白血病で闘病中だったVTuber、死去 「復帰を目指して闘病」 専門学校の講師としても活動
  2. 万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
  3. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」 投稿者に話を聞いた
  4. 大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
  5. 「女の子みたいな顔だね」と言われ続けた男の子、20歳になったら→「神がかってる」姿に驚がく 「人体の不思議」「オーラが凄い」
  6. 使わなくなったカラーボックス→“ずぼらシンママ”が簡単DIYしたら…… 天才的な仕上がりに「かしこーい!!」「これ作ってみよう」
  7. クリスマスに出会ったギャルとギャル男が21年後…… 誰も予想できない現在に「素直に凄い」「人に歴史あり」と称賛の声
  8. カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
  9. マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「待ってました!」 人気作の登場に混乱の懸念も「すぐ売り切れそう」「初週ヤバいぞ」
  10. お隣さんから丸見えの土地→巨大ウッドフェンスを7日かけてDIYしたら…… 雰囲気ガラリで「すごい大作ですね」「ワクワクした」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  2. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  3. 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
  4. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  5. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  6. 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
  7. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  8. 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  9. 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  10. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」