写真を用いた幻想的な大人向け絵本『闇王の写真絵本』が美しい 写真展も9月28日から開催

CGや合成を使わない現実世界のファンタジー写真です。

[宮原れい，ねとらぼ]

　写真家・HASEO氏による写真を用いた絵本『闇王の写真絵本』（玄光社）の発売を記念して、東京・八重洲ブックセンター本店にて写真展「美しい写真絵本の世界」が開催されます。期間は9月28日〜10月11日まで。

美しい……

　9月28日に発売される『闇王の写真絵本』は、世界最大級の写真コンクール「TRIERENBERG SUPER CIRCUIT 2017」でゴールド賞（Fine Art Gold）を受賞したHASEO氏による大人向けの“写真絵本”。幻想的で美しい絵画のような写真は、CGや合成を一切使用せず、さらに花なども造花を使わずに撮影され、まるで現実からファンタジー世界を生みだしたかのような作品となっています。

　「美しい写真絵本の世界」では、そんな写真集に掲載されなかった作品や未発表写真などを大判写真（B0/A1）サイズで20点ほど展示。ここでしか見られない世界を体験することができます。

絵画のような美しさのある幻想的な写真

世界観も魅力的です

展示作品は絵画のようにキャンバスに印刷される予定です

　開催時間は11時〜20時までで、入場は無料。さらに9月30日と10月7日の14時〜15時には講演会も実施予定で、こちらは八重洲ブックセンター本店で同書籍を購入した人が参加可能です。対象者に配布される参加整理券で申し込みでき、定員は先着80人。なお場所は同展示会場内なので、参加者以外は同時間に入場できなくなります。

左：HASEO（ハセオ）氏　右：撮影風景

　『闇王の写真絵本』は、月刊誌「フォトテクニックデジタル」に連載中の「闇王の美神狩り」から未発表写真、新作撮り下ろしを加えて編集したもので、価格は3500円（税別）。

　写真以外にも童話や神話などをベースにしたオリジナルストーリーが語られており、絵ではなく写真で展開するこれまでにない絵本となっています。

『闇王の写真絵本』

囚われの人魚、赤ずきん、樹海の天使、シンデレラといった内容が展開します

哀しく切ない物語

ファンタジーな世界観が現実の写真で

天使の姿も

物語が気になります（画像は「星に願いを」のページ）

衣装も素晴らしい

HASEO写真展『美しい写真絵本の世界』

会期：9月28日〜10月11日　11時〜20時まで

場所：八重洲ブックセンター　本店　8階ギャラリー

講演会

日時：2017年9月30日　14時〜15時、10月7日　14時〜15時

定員：80人（申し込み先着順） ※定員になり次第締切

※講演会参加者には、80人様限定でスペシャルプレゼント有り

対象書籍：『闇王の写真絵本』（本体価格3500円＋税　9/28発売）

※当日、講演会への入場には整理券が必要です

※八重洲ブックセンター本店で『闇王の写真絵本』をお買い上げに限ります

※参加整理券1枚につき1人、また1講演のみ入場可能です（1冊の購入で講演会2回の参加は不可）

講演会当日は13時15分に会場を閉鎖。開場は15時予定です。

（宮原れい）