コラム
» 2017年11月20日 17時43分 公開

2017年のインフル予防接種は「例年より痛い」「ここ数年で最悪の出来栄え」とボジョレー風評価が話題に 厚労省らに本当なのか聞いた

「ワクチンの種類が違う→痛みが強い」と考えられているようですが……。

[マッハ・キショ松,ねとらぼ]

 今年もやってきた、インフルエンザ予防接種の季節。ネット上では「今年の注射は例年よりも痛い」という情報が広まっています。気が重くなる話ではありますが、これは本当なのでしょうか。厚労省などに取材してみました。


画像

 先日、「(今年のインフルエンザワクチンは)今までで一番痛い」「2017年物はここ数年で最悪の出来栄え」とするツイートが現れ、ネット上で話題に。「ここ数年で一番出来が良い」「2009年と同等の出来」などのフレーズで知られる「ボジョレ・ヌーボー」のコピペになぞらえて、注射の痛みを表現したものと思われます。

 この投稿に「今回の痛さは半端ない」「たしかに注入が激痛でしたね」と共感の声が続出。原因として挙げられているのはワクチンの成分の違いで、痛みが出やすいものが使用されているのではないか、と考えられているようです。Twitter上では「例年よりも痛いのか……」などと怖がってしまう人も。


画像 Togetterにもまとめ記事が登場

 しかし、インフルエンザワクチンの種類によって、注射の痛さが変わることはあるのでしょうか。厚労省の予防接種室、大手製薬会社、日本ワクチン産業協会に話を伺ったところ、いずれも「聞いたことがない」と回答。まったく耳にしたことがないうわさに、驚いているようでした。

 そもそも注射の痛さは体調や精神状態、打つ人の技量といったさまざまな要因で変化するもの。例えば、子どもに注射を打つ際、医師が雑談をするのには、緊張をほぐして痛みを感じにくくする効果があるといいます。また、痛みの感じ方自体も人によって異なり、「今年は痛い」と個人差、状況の違いを無視した説明は難しいようです。

 ちなみに、日本ワクチン産業協会によると「使用する注射針が変わったという情報はない」とのこと。だから、今年の痛さは例年通りのはず……と断言できるわけではありませんが、インフルエンザ予防接種を受ける方は、病気でもっと大変な思いをしないために必要なこと、と割り切った方が良さそうです。

マッハ・キショ松

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 嫌がらせ急ブレーキで追突 トラクターの進路を妨害した「あおり運転」ベンツ、ぶつけられたと運転手がブチギレ
  3. 猫「雪なんてへっちゃらニャー!」 雪の中を豪快に突き進む猫ちゃんに「ラッセル車みたい」「ワイルドかわいい」の声
  4. 「Lチキひとつ」 → 買った物をよくみると? コンビニで犯したありがちな間違いを描いた4コマに「あるある」「逆もある」
  5. 柴犬「きゃほほーーい!!」 初めての雪に“喜びが限界突破した”ワンコの駆け回る姿がかわいい
  6. 「ホント太るのって簡単!」「あっという間に70キロ」 内山信二の妻、夫に生活リズムを合わせた“ふとっちょ時代”公開
  7. ルーフから赤色灯がひょっこり 埼玉県警、スバル「WRX S4」覆面パトカー3台を追加導入!? Twitterにアップされた目撃情報が話題に
  8. 益若つばさ、YouTubeで12歳息子と共演 礼儀正しい振る舞いに「教育がちゃんとされてる」
  9. トップの座を奪われ……美大生が天才の編入生を刺し“殺す”漫画に「泣きそう」「同じ経験した」の声
  10. タイからバズーカ砲をかかかえたようなミニバイク「GUNNER50」が日本上陸 思わずキュンと来ちゃうやばいデザイン