不審な客が訪ねてきたら絶対ドアを開けずに! 不意の訪問者に応対し怖い目に遭った体験漫画が迫真の注意喚起に
昼か夜か、住居がアパートか戸建てか、家主が男か女かに関係なく、「悪いことをする人はそのつもりで来る」。
夜遅く不意に訪れた来客に応対したら、ドアを開放するよう執ように脅された――恐ろしい体験談を描いた漫画がTwitterで注目を集めています。チェーンをかけていたとはいえ、不審な訪問者に対しドアを開けるのは非常に危険だったと作者のトムラ(@tomura07)さんは語り、注意を呼びかけています。
トムラさんの自宅に謎の訪問者が来たのは、20時ごろのこと。インターフォンの画面で確認しても、普段は夜でも見える映像はぼやけていて、通話で応答しても相手が小声でよく聞こえません。らちがあかないからとチェーンをかけてドアを少し開けると、「なんでチェーンかけてるんですか!」と怒号が。その向こうには不動産屋を名乗る男が、微妙に視界に入らない位置に立っていました。もうこれだけで相当怪しい。
訪問者は名乗りもせずに早口で「数日前ポストに投函した書類について重要な話がある」といった内容をまくしたて、トムラさんがそのまま話を聞こうとしても、「まずドアを開けろ」の一点張り。拒絶されかけると、「大変なことになりますけどいいんですか?」と脅してきます。
たまりかねてドアを閉めて訪問者を追い払ったトムラさんは、すぐさま警察相談専用電話(#9110番)へ発信。受付時間は基本的に平日の8時30分〜17時15分(地域によって異なる)なので音声案内での対応だったようですが、最終的にこの事案は即通報でいいと教えられ、その後すぐ警察が見回りに来てくれたそうです。
なお、念のため部屋の契約についてもともと世話になっている不動産屋で確認したところ、契約に問題はなく、そもそも事前連絡もなしに夜1人で訪問するなどということはしないとの回答。では、あの訪問者は何者だったのか……。
事の次第を友人に話したら、チェーンをかけていようが「ドアを開けたお前が悪い」と怒られたとトムラさん。訪問者の手口をネットで調べた限りでは押し売りのケースが多かったものの、警察からは押し入り強盗や暴行犯である可能性も十分にあると教えられたそうです。漫画は「訪問者に不審な点があったら『絶対にドアを開けない』『すぐに通報』」との注意喚起で締めくくられます。
漫画は6万5000以上リツイートされるなど広く読まれ、似た経験をした人から共感の声が。「相手がもしチェーンカッターを持っていたら……」「こうした手合いは必ず武器を仕込んでいるので絶対に開けてはいけない」など、本件で起こりえた危険について警鐘を鳴らす意見もありました。
ツイートが拡散するなか、「件の訪問者が新聞の勧誘や押し売りの類と決めつける人も多いようですが、実際にはどのような被害が起こるのか計りかねるので可能な限り自衛に努めてほしい」とトムラさん。また、漫画は「夜間」「集合住宅での1人暮らし」「女性」が危険との印象を受けやすい内容ですが、昼間でも戸建てでも同様の事案は起こりえますし、男性だったら安心というわけでもありません。
こうした意見や描ききれなかったことの反省を踏まえ、トムラさんは漫画の内容を補足するページを追加で投稿。不審者の訪問は年齢・性別を問わず誰にでも起こりうるとして、あらためて注意を呼びかけています。
(沓澤真二)
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