ニュース
» 2018年03月08日 17時08分 公開

コカ・コーラ、2018年に日本で缶酎ハイを発売 グループ初事業で日本を選んだのはなぜか

125年の歴史の中でも、コカ・コーラ社のアルコール飲料参入は異例の取り組み。

[ねとらぼ]

 米コカ・コーラ社が、2018年内に日本で缶酎ハイ商品を発売することを明らかにしました。コカ・コーラグループが缶酎ハイを発売するのは125年の歴史の中でも世界初で、アルコール飲料に本格的に参入するのも異例な取り組みとなります。

コカ・コーラ 缶酎ハイ 1916年に生まれたコカ・コーラ瓶(コカ・コーラ公式動画より

 同グループでは「コカ・コーラ」をはじめとする清涼飲料(ノンアルコール飲料)を専門に製造販売してきました。英フィナンシャル・タイムズなど海外紙によると、1970年代後半にカリフォルニアのブドウ園とニューヨークのワイン企業を買収してワインを製造販売していましたが、80年代に撤退。現在はグループ全体でアルコール飲料を展開していませんでした。

コカ・コーラ 缶酎ハイ 「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」

 国際市場調査のユーロモニターインターナショナルのアナリスト・宇都宮あかりさんは発表について、「コカ・コーラ社が世界的にAlcopop製品(炭酸を含む低アルコール酒類)展開に先立つ試験的上市として、日本市場を選んだのは最適だと考えられます」と分析します。

 「日本のRTD(※)市場は過去10年連続プラス成長を遂げた成長市場であり、世界の中でも商品開発が活発です。350ml缶が100円台という手頃さと、高・低アルコール、ハイボール、高果汁系とラインアップの豊富さが、家飲みトレンドが根強い日本市場で人気の理由です。日本の一人あたりのRTD年間消費数量は世界最大であり、今後も世界で唯一成長が見込まれている市場です」

※RTD:ready to drinkの略。「フタを開けてすぐにそのまま飲める飲料」のことで、特に缶酎ハイや瓶入りカクテルなど、割る手間のかからないアルコール飲料を指す(デジタル大辞泉より)

 「近年、日本では食中酒需要やハイボール人気の影響等もあり、高アルコール度のお酒をストレートで飲むよりも炭酸で割って飲むといった、お酒のソフトドリンク化が進行中です。日本の酒類市場は国内メーカーのシェアが圧倒的ですが、国内清涼飲料市場シェア第一位を誇るコカ・コーラのRTD商品が消費者にどう受け入れられるのか、清涼飲料に次ぐビジネスの柱を探るコカ・コーラ社の動向に注目が集まります」

コカ・コーラ 缶酎ハイ コカ・コーラ社、渋谷のカウントダウンイベントのイメージ(公式サイトより)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. AKB48・大家志津香、人生MAXの65キロに危機感 周囲に迷惑が及ぶ激太りぶりで減量決意「やらなくていい仕事をさせちゃってる」
  2. 初コメダで「量すごいらしいからエビカツパンとビーフシチュー」 → 案の定大変なことになってしまった漫画が様式美
  3. 仲里依紗、息子がスカウトされて大騒ぎ「芸能人なんですけどもね?」 夫・中尾明慶と一緒にスルーされてしまう
  4. 「遺伝ってすごい」「足長っ!」 仲村トオルの“美人娘”ミオがデビュー、両親譲りのスタイルに驚きの声
  5. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  6. 「文鳥砲だ!」「躍動感すご」 文鳥が“来るッ…!”決定的瞬間を収めた写真に緊張感が漂っている
  7. 昔から何度も見る悪夢です→「私も見る!」「同じ人がいた」と共感集まる “あるある”かもしれない奇妙な夢の漫画
  8. 「もういいだろう、楽にさせてくれよ」 アントニオ猪木、入院治療中の弱音に叱咤激励の嵐
  9. コクヨが正確な1mmを測れる「本当の定規」全国発売 メモリの境界を“面と面の間”で計測
  10. 高木ゑみさん、35歳で逝去 ステージ4の肺がんで闘病 生前最後の“人工呼吸器も外せた”報告に悲しみの声