VRChatの住人に聞く「現実は不便」のリアル(前編) バーチャルはリアルと置き換えられる(1/2 ページ)

前編では、「リアルアバター」で話題になったメディアアーティストの坪倉氏にインタビュー。

» 2018年03月15日 16時59分 公開
[Minoru HirotaPANORA]
PANORA/株式会社パノラプロ


VRChatの住人に聞く

 2016年の「元年」から3年目となり、ようやくキラーコンテンツが現れ始めてきたVR業界。そのトップ集団として今、国内で注目を集めているのが、VRソーシャルサービスの「VRChat」だ。ユーザー数で見ると、昨年(2017年)12月より一気に増えて、Steamspyによれば執筆時点で約370万オーナーを誇るという規模に膨れ上がっている。

 サービス内容は、バーチャル空間にログインし、声や身振り手振りでコミュニケーションできるというもので、一番の特徴は自分でカスタマイズしたアバターやワールド(空間)を使える点にある。日本では、PANORAでもインタビューした「ねこます」氏のように女の子キャラになりたい人(主に男性)が殺到し、謎のカワイイ天国になっている状況だ。

 そんなVRChatの有志によって10日、約20人が集まる国内初(?)のVRChatのオフ会が実施された。今、バーチャル空間で何が起こっているのか。そして、ユーザーは何に魅力を感じてVRゴーグルをかぶるのか。オフ会の場でキーマンをインタビューしたので、3回に分けてお届けしよう。



そば屋がVRで世界に向けて日本語教室を開く新時代


VRChatの住人に聞く

オフ会の様子。会場となったのは、東京都文京区にある手打そば・田奈部。


VRChatの住人に聞く

 店主である田名部(@sobatang1)氏もVRChatにどっぷりはまっている一人。毎週金曜日の朝、海外の人向けにバーチャル空間で日本語教室を開いているという、まるでSF小説のような話だ。


VRChatの住人に聞く

 オフ会では、スクリーンを壁にかけて、VRChat内の様子をプロジェクターで投影。さらに隣の壁にグリーンバックをかけて……。


VRChatの住人に聞く

 オフ会のVRChat内サテライト会場に、リアル側の人々の姿を投影していた。リアルとバーチャルを交錯させて交流する、非常に先進的な仕掛けだろう。


VRChatの住人に聞く

 さらに3DスキャンしたアバターをVRChat内に出現させて……。


VRChatの住人に聞く

 その本人がリアル側から乱入するという、もはや何が何だか分からない状態に。



VRChatの住人に聞く

「ここって……そば屋!?」というガチ機材が持ち込まれたのも見所だった。



       1|2 次のページへ

Copyright © PANORA. All rights reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news042.jpg 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. /nl/articles/2411/14/news090.jpg ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  5. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2411/13/news162.jpg 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. /nl/articles/2411/14/news035.jpg 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. /nl/articles/2411/12/news194.jpg 「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた