「5歳の時もらった本だ、懐かしい」(ペラッ)→絶句 ダムを解説した絵本がガチすぎて大人が読んでも楽しい
眺めているだけでワクワクする。
「僕が5歳くらいのときにもらった本だ。懐かしいな」――幼少期にプレゼントされたダムについての本をめくってみると、懐かしさが吹き飛ぶほど内容が濃密だったという投稿がTwitterで話題になっています。
当時もらった本、『ダムをつくったお父さんたち』(かこ さとし文/絵、偕成社)をひさびさに発見したのはTwitterユーザーの副赤@撤退的撤退さん。ペラッとページを開くなり、「未就学児童に読ませる本じゃない」と絶句してしまいました。
表紙はダムを背後に、優しくほほえむお父さんたちを温かいタッチで描いたもの。一見内容もやさしそうですが、中身を読んでいくとダムの仕組みや建設過程について、断面図や建設途中の図をこれでもかと投入し、詳細に説明しています。
副赤さんは「何がすげぇってこの本さ、工事そのものだけじゃなくてダムの企画段階、位置選定、道路建設、工事関係者キャンプの設営に至るまで全部書かれてんの」と感動した様子。「なんか凄まじい情熱というか力の入れようを感じる本である」と、5歳のころには気付かなかった本のガチっぷりを伝えていました。
この投稿を見てTwitter上では、「この手の本って意味は全く分からなくても、輪切りの断面図にやたらワクワクした」「想像力を掻き立て、今後の人生において何かのキッカケになり得る素晴らしい絵本だと思います」といった意見や、「だるまちゃんシリーズのかこさとしさんの作品かあ。資料的価値も高そう」「かこさとしはお話の絵本だけじゃなくて科学絵本も魅力的ですよね。さすが工学博士」と、著者のかこさとしさんに着目する意見が多く見られました。
同書は1988年に出版されたものですが、SNSでの話題を受けてAmazon.co.jpの「こどもの社会学習」カテゴリーで売り上げ1位を記録しています。
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昔から可愛い絵柄で描かれることはあったんですね。
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