死神「命を粗末にしてはいけません!!」 心の限界を迎えた社会人を救う死神の漫画に「心に刺さる」「涙が止まらない」
魂を刈る死神による、魂を輝かせるためのお言葉。
「毎日ツラいことを我慢している人に読んで欲しい」と投稿された、死神が社会人の命を救う漫画がTwitterで「心に刺さる」「涙がでた」と話題になっています。
登場するのは、「あ、今死ねば会社行かなくていいじゃん」と考えるほど限界を迎えた社会人2年目の女性。思うまま駅のホームで飛び込み自殺をしようとしますが、そこで「命を粗末にしてはいけません!!」と彼女の腕を引いたのは、“死”そのものともいえる死神でした。セリフと自己紹介だけでここまで矛盾を感じさせる存在も珍しい……。
理由を聞く彼女に死神は、「魂は長く研鑽(けんさん)され熟成されてこそ価値が出ます」とワインに例えて、まだ彼女の魂は若すぎると説明。それに対して「毎日毎日頑張って我慢してきた」とこれまでのつらい日々を吐露して自分は無価値ではないと否定しようとする彼女に、死神は「人間は毎日頑張ってはダメなんですよ」と声を大にして言います。
頑張ることも必要だが、毎日続けたら壊れる。人生はマラソンで、日々の生活では5割の力でいいと語る死神は、彼女の頑張り屋なところを認めつつ「その頑張りを耐えることに使ってはいけない」と伝え、自身の魂が輝ける場所を探すために頑張るよう告げて消えるのでした。ある意味で死神だからこその説得力のある言葉がかっこいい……!
投稿したのは、これまでにも「魔王がブラック企業の社長になった漫画」(関連記事)や「新人教育マニュアル」を漫画で描いて話題になった(関連記事)、サラリーマン漫画家のベニガシラ(@poppoyakiya)さん。
Twitterでは同漫画で死神が語った言葉に「すごい」「大事」と共感する声から、「涙が止まらない」「毎日頑張らなくていいんだ…」と心に染みるという声が上がり、9万近いリツイートと18万を超えるいいねが集まるなど人気を集めています。
ちなみに漫画のオチでは転職サイトまで紹介するなど、“アフターケア”もバッチリしてくれる死神さんですが、後日には会社を辞めることにした女性を描く第2話も公開。一度決めたものの怖くなった彼女に対し、「理不尽に慣れることを安心とは言わないんです」と未知へと踏み込む勇気を持つよう伝え、決意して退職願を出すまでが描かれます。死神さんが隣にいることの心強さがハンパなかった……。
「命を救った死神」第2話
さらに退職して焦る彼女を「夏だ! 海だ! 死神だ!」と海に誘って、「心が不安定だと安心したくて安易な道を選びたがる」人間に待っている“罠”を教えてくれる第3話に、だらだら過ごす彼女を注意して朝ご飯まで作ってくれる死神さんが描かれる第4話と、不定期で続編が投稿されています。イケメンだと思ったらオカンでもあった死神の良い人感すごい。
まだ続きも予定されているとのことで、心を病むほど追い詰められていた彼女が死神の言葉を胸に“輝ける場所”にたどり着けるのか、またそのアフターケアはどこまでなのか、なども気になるところです。なお作品はモーメントでもまとめて読むことができますよ!
「命を救った死神」第3話
画像提供:ベニガシラ(@poppoyakiya)さん
関連記事
- ブラックな働き方でも「自分よりもっと大変な人はいる」 頑張ってしまった経験を描いた漫画に反響
自分の味方は自分だけ。 - 「死ぬくらいなら辞める」ができない理由 過労自殺を描いた生々しいマンガに共感の声集まる
狭まっていく視界と思考、苦しくなっていく呼吸……もう、「辞める」の選択肢は見えない。 - 魔王が現世に転移して社長になる漫画がアツい 魔物を束ねる統率力でブラック企業をホワイトに改革
“ダークネス企業”どころかめっちゃ白い。 - 上司の言葉に惚れそうになるショート漫画「今どきの若いモンは」に反響 「かっこいい」「泣いた」「目指したい」の声
か、課長おおおおおッ! - 大手居酒屋チェーン店店長の過労死を遺族が漫画で公開 激務の人は「生きろ。逃げろ」
多くの人に知ってほしい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
-
コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
-
イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
-
“ひっつき虫”を簡単に取るには…… 身近なアイテムでスッキリするライフハックに「これでイライラしないで取れる」「今度、やってみます」
-
赤い毛糸3玉をどんどん編んでいくと……? 完成した“冬のオシャレアイテム”に「わかりやすくて感謝」「編んでみたい!」
-
マッチョなザクが「ガンプラコンテスト」で大賞受賞 内部に秘密の仕掛けがぎっしり 「誰もが納得の大賞」「これぞオラザク」
-
50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
-
パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
-
辻希美、長女・希空の幼少期ショット初公開 赤ちゃんの弟を抱っこする、幼いにっこり笑顔がかわいい
-
「成長してる!」 小6→中2までドット絵を描き続けたら……? 3年間の変化に「かわいらしい」「うますぎ」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
- 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
- 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
- パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
- アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
- 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
- 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
- PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」