「野良猫を撮ったら、どうも猫神様だったっぽい」 緑色に発光する猫の怪……撮影者「肉眼では白の雑種だった」:NMR ねとらぼミステリー調査班
これは神なのか、それとも……。
「野良猫を撮ったら、どうも猫神様だったっぽい」――というツイートが大きな注目を集めています。緑色に発光する猫の正体とは……撮影者にお話を聞きました。
ツイートを投稿したのは、漫画『うわばみ彼女』『おさな妻の星』などで知られる漫画家、後藤羽矢子(@hayakogoto)さん。
後藤さんの妹さんが偶然撮影した「猫神様」の写真をツイートしたところ、9万7000件以上の“いいね”を集めています。「猫神様」とは、投稿された写真の中央に写っている緑色の発光物のことで、猫のようなシルエットが特徴。「猫神様」本体からはオーラのようなものが立ち上っているのが分かります。
当初は「フラッシュを使用して撮影したのでは」と猫神様を案ずる声が相次ぎましたが、「外灯の光のみで撮ったのでフラッシュは使っていない」とのこと。またこのほかにも、周囲のオーラが「招き猫に見えますね」「猫神様の背後に2匹見えました」という声の他、「保存しとけばいい事ありそう……」などさまざまな意見が寄せられています。
ねとらぼ編集部では、後藤さんを通じて妹さんに「猫神様」の撮影状況を聞きました。
「白の雑種でかわいい顔立ちだった」――撮影当時の状況は
後藤さんの妹さんによると、撮影場所は静かな住宅街。犬の散歩中にゴミ置き場の屋根に置き物のような姿でたたずんでいる「猫神様」を見つけたとのこと(※)。
(※)後藤さんのツイートでは、当初「駐車場にいる野良猫」と紹介されていましたが、妹さんに確認したところ、「ゴミ置き場の屋根」であったとのことです。
全然逃げる気配がなかったので、スマートフォンを使用して撮影したところ、緑色に発光する「猫神様」の写真が撮れたそうです。しかし、気になるのは、「目視でも猫神様は発光していたのか」。これについては「見た目は白の雑種でかわいい顔立ち」「肉眼では特にオーラは見えていなかった」とのことでした。
またこれにまでに妹さんは不思議な写真を撮ったことはないとのことですが、後藤さんと妹さんが西表島に行った際、ジャングルを探索中に、オーラに包まれたような妹さんの写真が撮れたことがある、と後藤さん。「想像するに、ものすごい湿気だったので妹の周りがかすんでいたんだと思います」とのことですが、オーラつながりのエピソードだけに不思議な感じがしますね。
なぜ発光する「猫神様」写真が撮れたのか
肉眼では普通の白い猫なのに、画像では緑色に光り輝く「猫神様」。なぜこうした写真が撮れたのか……。Twitterでは「スマートフォンのカメラの性能」によるものではという指摘が寄せられています。
詳しく解説すると、薄暗い場所で白っぽい対象物(今回は「猫神様」)を撮影する際に、ピントが暗い場所に合わせられたため、カメラの自動露出設定が狂ったことで対象物が発光して見える可能性がある、というもの。
リプライ欄には同様の露出設定の狂いによって生まれたとみられる、光り輝く折り鶴の画像も投稿されており、その様子は確かに「猫神様」と似ているように見えます。
不思議な魅力で人々の話題をさらった「猫神様」。その正体はカメラの設定によるものなのか、はたまた本物の神様なのか……。いずれにせよ、一度お会いしてみたいものです。
画像提供:後藤羽矢子(@hayakogoto)さん
(Kikka)
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後日談からが本編。
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