このおばあちゃんには勝てない 宮崎県のサバイバルゲーム場オーナー「サチエさん」のTwitterが人気を集める
勝てる気がしないオーラと笑顔。
宮崎県日向市にあるサバイバルゲームフィールド「喜三郎!」のTwitterアカウント(@pontasan387957)が、いろいろ面白いことになっていると話題になっています。エアガンを持つオーナーのサチエさん(76歳)がかっこよすぎません……!?
家からふらっとサンダルで出てきた装いながら、手にはランボーが扱うような機関銃「M60」を持つサチエさんの姿が。「掃除? 終わったよ 笑」というセリフが似合う表情も相まって、勝てる気がしないレベルの強さのオーラを感じます。一体“なにを”掃除したんだろう?
驚くほどクールすぎるおばあさまですが、銃身に付いた二脚を立てて伏せて狙うときには満面の笑みに。地面にシートを敷いて寝転んだおばあさまの先にデカい銃という、異様な組み合わせにもかかわらず、とても楽しそう。
サチエさんを「ばあちゃん」と呼ぶ公式Twitterの中の人に反響を伺ってみると、多くのコメントなどネット上での反応だけでなく、実際に「喜三郎!」を訪ねてくる人も増えたとのこと。みなさん宮崎愛にあふれる方ばかりだそうで、ボランティアで草刈りやフィールドを整備してくれる人が多いそうです。
そして気になるサチエさんについては、写真でも分かるように今でも元気に働いていて、性格は「ものすごく温厚で非常に優しい」と中の人。またオーナーとなった理由は、たまたま爆発的に知名度が上がったためで、サチエさん自身はサバゲーはしないとのことでした。ちなみにおばあさまの好きな料理は「煮しめ」。
Twitterで“サバゲー女子”としてファンアート化されていたり、公式のLINEスタンプが人気を集めるなど、ネットの人気者になっていることについてはご本人も知っているそうですが、特には気にしてないとのこと。何よりも、銃を持って(持たされて)の撮影は好きなようで、現在ではトイガンメーカー「Classic Army Japan」からモデル依頼もきており、同社のFacebookアカウント(@ClassicArmyJapan)でもサチエさんの姿が確認できます。
同サバイバルゲーム場は、2018年4月29日にオープン。その前日に、76歳の誕生日を迎えたサチエさんが「ドラグノフ(狙撃銃)」を持って座っている写真が投稿されると大きく話題になり、「ロックだ」「かっこいい」と人気に。他にも笑顔で「M132 マイクロガン」を持って扱う姿や、2丁拳銃をノリノリで構える姿、また「たった一個小隊ごときで立ち向かうのかい?」といったシビれるセリフが似合う姿を披露して、Twitterを中心に広く知られるようになりました。
そんないろいろな意味で面白い方向に向かっている「喜三郎!」は、地元のサバイバルチームが中心となって元竹林だった土地(約4000坪)を活用・整備して作られたサバイバルゲーム場で、名前はサチエさんの父・喜三郎さんが満州事変で生き延びたことに由来しています。特徴は「初心者〜中級者向けに正面 対 正面での戦闘をメインとしており、またほとんどのゲームで“復活”を有りにしており、初心者に優しいゲーム場になっております」とのことです。
コメントでは「かっこいい!」「好き」「笑った」などの声が寄せられ、たくさんの人を笑顔にしているサチエさんと「喜三郎!」。Twitterではクールな写真以外にもピースポーズをとる“看板娘”のかわいらしい姿も見られるので、サバゲーに興味があるないにかかわらず、見てみると元気をもらえるでしょう。
画像提供:サバイバルゲームフィールド「喜三郎!」
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