サッカーの反則「ハンド」は「手」のことではない?
ハンド、としか呼んだことがなかった。
10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回は意外と知らない「スポーツ」に関する雑学3つをお届けします。
雑学その1:サッカーの反則「ハンド」は「手」のことではない?
サッカーといえば、ボールを蹴ってゴールまで運ぶスポーツ。「基本的に足でボールをコントロールする競技で、故意に手(英語でハンド/Hand)で触れると、その名の通り『ハンド』という反則になる」とルールを覚えている人も多いのでは?
しかし、実はこのハンドは、手を意味する言葉ではなく「ハンドリング」(handling/操作)の略。手だけではなく、腕で意図的にボールに触れた場合もペナルティを受けることになります。
また、2018年のルール改正で「持っているものでボールに触れる」「ボールに物を投げつける」といった行為は、ハンドとは別の反則として扱われることが決定。逆に言うと、これまでは「直接触っているわけではないけど、ハンド」という状況がありえたというわけです。
雑学その2:軟式テニスが「日本」で生まれた意外な理由
硬式テニスは1874年にイギリスで誕生し、早くもその数年後には日本にも紹介されたといわれています。しかし、当時(明治初期)の国内では、肝心のテニスボールを作ることができませんでした。
となると輸入するほかないわけですが、価格が高かったため、代わりにおもちゃのゴムボールを使用するように。うーん、これはもはや別競技では……? というわけで日本独自の競技として成立したのが、軟式テニス。
誕生理由がちょっと切ない気もしますが、1890年には国内企業による専用ゴムボールの製造が始まり、早稲田、慶応ら4校による対抗戦が人気を集めるほど普及。現在では世界大会も開催される、国際的なスポーツとなっています。
雑学その3:バドミントンのシャトルには「夏物」や「冬物」がある
バドミントンのシャトルは、一般に季節ごとに使い分けられます。重要なのはプレーする環境の「温度」。気圧などの関係で、夏場の暑い環境ではシャトルが飛びやすく、逆に冬場の寒い環境では飛びにくくなります。
そのため、シャトルには1番から5番(場合によっては7番などまで)のシャトル番号が付けられており、それらを使い分けるのです。番号が小さいほど重くなるため、夏場には飛びにくい1番や2番を、冬場には5番以降を使うことになります。
シャトルが飛ぶ距離は、気温が1度変わるだけでも数センチの差になるとされています。たった数センチの差で勝敗が分かれるシビアなスポーツだからこそ、道具にも細かくこだわるんですね。
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