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» 2019年07月08日 07時27分 公開

「欅共和国2019」、全披露楽曲の見所を1万5000字でレポート! 前年比5倍の水量に船長平手友梨奈が立ち向かう (2/3)

[Kikka,ねとらぼ]

アンビバレント:平手の側転を支えたまつりちゃんの安定感

 本公演では学業のために2018年5月から活動を一時休止していた原田葵さんが復帰。休業中に発売された「アンビバレント」のパフォーマンスは初参加となりましたが、抜群のキレをみせるなど、ブランクを全く感じさせないダンスで魅了しました。


欅共和国 平手友梨奈 あおたんおかえり!(撮影:上山陽介)

 またこれまで長濱さんが対応していた平手さんの側転パフォーマンスについては、松田さんが担当。しっかりと平手さんを支えて会場を沸かせました。

 欅共和国2018で初披露された「アンビバレント」は、最近音楽フェスなどで披露する機会の多い曲ということもあり、パフォーマンス中に「ヘイ!」「せーのっ!」「コニファー、行くぞー!」とメンバーが積極的に掛け声を入れて客席を煽るなど、盛りあげ方がパワーアップ。各メンバーのダンスのキレも抜群で、約1年の成長を感じさせました。


欅共和国 平手友梨奈 欅坂46の衣装はスカートの広がり方がとてもきれいで、本当に素晴らしいなといつも思います(撮影:上山陽介)

MC:土生瑞穂のサプライズバースデーパーティーを船上で開催

 初日には菅井さんから、「皆さんここにいらっしゃるということは無事、入国審査を通過されたということですね!」「(入口でもらえる)入国証をよく見ると、今年の(欅共和国の)開催場所が船の上になっているんですよね。今回はステージも船の上になっていまーす! ということは皆さんは海の上にいるということですよね(笑)」と軽妙なトークで始まったMC。

 千秋楽では「みなさん、欅共和国へようこそー! こんなにたくさん入国してくださってありがとうございます!」と菅井さんが呼び掛けた他、「今回のライブから(原田)葵ちゃんが復帰しました」という報告も。メンバーから「おかえり、葵−!」と言われた原田さんは「ありがとうございます。久しぶりに(ステージに)立つのに、たくさんの人の前ですごい緊張しているんですけれども、精いっぱい頑張りますので、一緒に盛り上がってください!」と、復帰前と変わらぬ笑顔であいさつしました。

 これに対して原田さんと特に仲良しな理佐さんは「欅共和国から葵も復帰ということで、これからもほどほどにいじっていきたいと思います!(笑)」と理佐様スマイルを見せて、笑いを誘っていました。

 また菅井さんからトークを振られた小林さんは「今回の共和国は船をイメージしていて、オープニングでは手旗信号を披露しているのですが、あれは『欅共和国』と送っているんです」と演出のポイントについて解説。「この後も手旗信号が出てくるシーンがあるので、楽しみにしていてください!」と締めくくりました。

 そしてここでサプライズ。菅井さんから「今日は共和国最終日なんですが、あともう一つ。今日は何の日か分かりますか? 7月7日はメンバーの土生瑞穂の22歳のお誕生日で〜す!」という掛け声と同時にステージには大きなケーキが運び込まれたほか、「ハッピーバースデー」の合唱がありました。土生さんは「うれしい! イチゴケーキだ」と笑顔を見せたのち、「(欅共和国2019の日程の)最終日が誕生日だと聞いて、皆さんと一緒にいられるということに幸せ者だなと思いました。本当に今日が楽しみでした。ありがとうございます!」とコメント。「22歳の抱負は?」と問われると、「みんなが幸せでいてくれたらそれで十分なので、もっと皆さんに幸せになってもらえるように今後も欅坂46をもっともっと頑張って広めていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と締めくくりました。

 今回が欅共和国初参加となる2期生からは田村さんと松田さんがあいさつ。田村さんは「欅共和国の1年目のDVDを持っていて、それをメンバーのみんなと鑑賞していたりするんですけれども、2年目も出ましたー! みなさんぜひ買ってください!」としっかり宣伝したほか、松田さんは「初めての野外ライブですごくたくさんの不安がありましたが、野外ならではの日が沈んでいく風景がすごく楽しみで、サイリウムの色がきれいになっていくんだろうなと思っていました。今日はあいにくの雨もようですが、個人的には雨でぬれるのは好きなので、これも良い思い出になると思います。みなさん、風邪ひかないようにしていただきたいと思います!」と観客を思いやりました。

バレエと少年:みーちゃん・あおたんのキュートすぎるペアダンスに「かわいい」の嵐

 笑顔あふれるMCの後は、守屋さんの「あれあれあれ、声が小さくないですか〜!」という恒例の掛け声が。「最終日盛り上がっていけますかー?」「まだまだ声出せますかー?」「共和国の皆さん、これからもっと盛り上げていきましょー!」という激熱コメントに続いて、上村莉菜さん、尾関さん、小池さん、長沢菜々香さん、原田さんからなるユニット「156(イチコロ)」が歌う「バレエと少年」で幕開けです。


欅共和国 平手友梨奈 前後左右かわいい156(撮影:上山陽介)

 「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」で初お披露目された緑のジャンパースカートをメインにした制服衣装で登場した5人は船内風の映像が流れる映像をバックにかわいらしいダンスを披露しました。モニターに原田さんの愛らしい表情が抜かれると会場からは「かわいい」の声が上がった他、小池さんと原田さんとのペアダンスでは特に大きな歓声が上がっていました。

制服と太陽:渡辺梨加・山崎天・渡邉理佐の困りポーズにぐっとくる

 引き続き披露されたのはファンの中でも名曲と名高い「制服と太陽」。徐々に日が暮れてくる中、オレンジに染まった客席を前に切ない歌詞を歌い上げます。

 筆者が注目したのは、梨加さん、山崎さん、理佐さんの3人で困りポーズをする場面。もともとは梨加さん、長濱さん、理佐さんの3人で行っていたポージングですが、長濱さんに代わってポジションに入った山崎さんが非常になじんでいたことが印象的でした。

 また最後の決めポーズの場面では、これまで全員で記念写真を撮るポージングを行っていましたが、今回はセンターステージ中央に置かれた台の上に1列で座ってポージング。2人でハートマークを作るメンバーや、1人で大きくポージングするメンバーなどそれぞれの個性が光りました。

バスルームトラベル:“おてて”によるお手てダンスがかわいすぎた

 尾関さん、小池さん、長濱さんのユニット曲「バスルームトラベル」は、欅坂46全員でパフォーマンスするのは初という楽曲。センターステージ中央に出現した巨大な長机にメンバー全員が着席して肘つきダンスや足プラプラダンスを披露していきます。

 中でも話題沸騰だったのが平手さんのお手てダンス。欅坂46のキュート担当・尾関さん、小池さんが満面の笑顔でパフォーマンスをする中、あえて凛々しい表情を崩さずに、足の動きや、指ダンスをきっちりと踊り切る平手さんにハートを撃ち抜かれたファンも多かったようです。

 また「瞼(まぶた)を閉じてたら何だか 眠たくなってしまったのよ」のパートでは、若干眠そうにしながら目をこする振りも非常にキュートで、新たな平手さんの魅力が開花したようでした。

結局、じゃあねしか言えない:ハーフアップ虹花の美しさにドキッ

 石森虹花さん、織田奈那さん、齋藤冬優花さん、佐藤詩織さん、土生さんのユニット曲「五人囃子」の「結局、じゃあねしか言えない」は、センターステージ中央でパフォーマンスを披露。ノリノリの齋藤さんが佐藤さんに笑いかけながらダンスすると、佐藤さんももらい笑いするなど、非常に楽しそうにパフォーマンスしていました。

 また曲中にはセンター後方の見張り台にメンバーが移動するシーンもあり、後方にいる観客にもしっかりと手を振るなど、ファンサービスもばっちりでした。ちなみに「結局、じゃあねしか言えない」のサイリウムカラーは「黄色」であることが土生さんのブログで2018年1月に明かされており、これを覚えていたファンが多かったことも印象的でした。

Nobody:MV再現演出にファンは胸熱

 かわいらしいステージが続く中、突然センター中央のモニターが真っ赤に染まりました。そして登場したメンバーをバックに流れ始めたのは「Nobody」のイントロ。あえて照明を少し落とすことでメンバーのシルエットを浮かび上がらせ、MVさながらの影絵ダンス状態を再現していました。


欅共和国 平手友梨奈 MVの世界観をライブで見られちゃうのが欅坂46のすごいところ(撮影:上山陽介)

 1列に並んだメンバーが魅惑の腰つきを見せると会場からは大きな歓声が上がった他、会場のペンライトが徐々に赤く染まっていく様はとてもきれいでした。またメンバーが曲の世界観に合わせて、大人なしぐさ披露をするのもこの楽曲の特徴。石森さんがしなやかな動きを見せたり、いつも元気な菅井さんがセクシーな表情を浮かべたりすると女子からも歓声が上がっていました。

危なっかしい計画:ブラスバンドとの共演に共和国史上最高の盛り上がり

 「Nobody」から間髪入れずに始まったのは、欅坂46史上もっとも盛り上がる楽曲として知られる「危なっかしい計画」。7月6日放送の「THE MUSIC DAY 時代」ではコニファーフォレストからの生中継で披露し、SNS上でも話題になった楽曲ですが、欅共和国2019本編ではブラスバンドとコラボレーションした特別バージョンを披露しました。


欅共和国 平手友梨奈 計画のイントロが流れると自然に体が縦揺れしてしまう(撮影:上山陽介)

 序盤から守屋さんが「国民の皆さん、騒げー!」と煽った他、山崎さんは「みんなーこんなもんじゃないよね! タオル回せ〜!」、小林さんが「今日はブラバンと一緒にあの曲やるぞ〜! 『危なっかしい計画』!」とタイトルコールを絶叫すれば、会場からは「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!」とコールが上がり、ウォーターショットが発射される中会場全体がタオルをぶん回すなど大盛り上がりでした。

 なお「危なっかしい計画」を作曲した音楽ユニット「ナスカ」も、TOKYO FMの人気ラジオ番組「未来の鍵を握る学校 SCHOOL OF LOCK!」のパーソナリティー・とーやま校長と一緒に欅共和国2019を鑑賞していた様子。近日中に「ドライ部」のYouTubeチャンネルに欅共和国2019関連の動画が投稿されるとみられますので、そちらも楽しみです。

僕たちの戦争:攻撃を受ける欅共和国一行、ぺーちゃんは優しくウォーターショット

 日没が近づくころ、突然会場中にサイレンと銃声が鳴り響きました。赤い煙幕が上がり、警鐘が鳴り響く会場。どうやら欅共和国一行は何者かによる攻撃を受けているようです。

 そんな中始まったのは上村莉菜さん、長沢さん、土生さん、梨加さん、理佐さんの「FIVE CARDS」による「僕たちの戦争」。梨加さん、理佐さんはパフォーマンス中、フロートに乗って移動しながら客席にウォーターガンで水を掛けていましたが、梨加さんは客席に水を掛けるのがいたたまれない様子で、優しくウォーターショットしながら手を振っていたのが梨加さんらしくて非常にかわいらしかったです。

 また見張り台には藤吉さんと尾関さん、鈴本さんと松平さんという1期生・2期生のコンビが配置されている点や、楽曲中も攻撃を受ける様子を表現したSEが入っているところ、SEに合わせて炎が上がる演出も光りました。

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