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» 2019年08月13日 21時30分 公開

AppleがiPhoneで撮影したASMR動画を公開 360度から聞こえるサウンドが心地よい

まるでそこに存在するかのような臨場感。

[マスミ メイアー,ねとらぼ]

 このほどAppleがYouTubeに4本の「ASMR動画」を公開して話題となりました。既に視聴回数が19万回を超えている動画もあり、注目度がうかがえます。

 ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は、聴覚や視覚への刺激による、心地良い程度に首筋や頭皮などがゾワゾワする感覚・反応を意味し、日本語では「自律感覚絶頂反応」と訳されます。

 実際に動画を見てみると、音が自分を中心に360度から聞こえてくるため、まるで自分がその場にいるような感覚に襲われます。この感覚を得るにはヘッドフォンが必須です。

 7分36秒の動画「Apple ASMR ― Whispers from Ghost Forest」では、女声のナレーションがまるで自分の耳元でささやいているように感じられます。


Appleが公開したASMR動画 ナレーションの女性のささやくような声が心地よい

 10分28秒の「Apple ASMR ― Satisfying woodshop sounds」では、職人がカンナやノミで木材を削る様子が撮影されています。手入れされた刃物で木を削る重低音が心地よく感じられ、目を閉じても奥から手前に木を削る様子を聴覚で感じられます。


Appleが公開したASMR動画 木材を削る単調な音が眠気を誘うようだ

 6分18秒の「Apple ASMR ― Crunching sounds on the trail」は、自然の中を歩く様子を捉えており、ハイカーがウッドチップの歩道や乾燥した草の上を歩く度に聞こえてくるザッザッという音が眠気を誘いそうです。


Appleが公開したASMR動画 自然の中を歩く音がひたすら聞こえる

 4本目のASMR動画「Apple ASMR ― A calm rain at camp」(8分38秒)は、タイトルの通り雨の中のキャンプをイメージした動画です。テントやキャンプ道具を打ちつける雨音が頭骨に響き心地よさが感じられ、いつまでも聞いていられそうです。


Appleが公開したASMR動画 単調な雨音がいつまでも聞いていられる。

 これらの動画を撮影したのはアメリカを拠点とする映像ディレクターのアンソン・フォーゲルさん。iPhone XSとiPhone XS Maxで撮影し、さらにソフトウェアとプロ用のハードウェアを使用していると動画の説明欄に記されています。

 今回のAppleの動画の他に、YouTubeには多数のASMR動画が投稿されています。中でも「ASMR 20 Triggers To Help You Sleep」というタイトルの動画は大変人気で、3000万回以上も再生されています。YouTuberの女性がささやくような声とともに、本をめくったり紙テープをはがすなどの心地よい音が聞こえてきます。視聴者の睡眠の助けになれば……という趣旨のもののようです。

 ASMR動画は、医学的には解明されていないものの、何かをこする音や雨音などの単調な音を聞くことで、リラックスできるという事例もあるようです。

マスミ・メイアー

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