ひゃっほー!! 何てウキウキする構成なんだ……♪ 写真で解説する、JR西の新型夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」(4/4 ページ)
» 2020年01月27日 17時30分 公開
[新田浩之,ねとらぼ]
6号車は、ぜいたくなグリーン個室「プレミアルーム」とレトロ空間「彗星」
6号車にはグリーン個室「プレミアルーム」があります。部屋は車窓を楽しめるように台形になっています。当然、この車窓を独占できます。計5室あり、そのうち1室は1人用個室です。
夜行列車運行時はもちろん寝台に変わります。とてもいい夢が見られそうです。
そして、6号車の先頭にはフリースペース「彗星」があります。窓はレトロな2枚窓。ここでどんな車窓を楽しめるのか……。想像しただけでマニア心をくすぐる仕様です。
「モーター騒音対策済み」で静かに……!? 2020年5月の運行開始が楽しみ!
さて、WEST EXPRESS 銀河の種車である117系は約40年前(2020年時点)とかなり古い車両。イマドキの車両として、夜行運行時の「モーター音」などの騒音対策は大丈夫なのでしょうか。
JR西日本 鉄道本部営業本部担当部長の財剛啓氏によると、WEST EXPRESS 銀河は「モーター音が車内に漏れる一因になる点検蓋を廃止し、新型コンプレッサーを設置した」改良などによって騒音レベルを低減させたそうです。モーターのある電動車の2〜5号車と制御車の1号車と6号車、また座席の位置によっても音の感じ方は違うでしょうが、かなり静かにしたことは間違いないようです。
WEST EXPRESS 銀河は果たして、どこまで「静か」なのでしょうか。そして、どれだけ快適で楽しい列車なのでしょうか……! 2020年5月の運行開始が楽しみです。
【訂正2020年1月27日22時】初出時、電動車の記述に勘違いによる誤記がありました。お詫びして訂正いたします(編集部)
新田浩之(にったひろし)
1987年神戸市生まれ。関西大学文学部卒、神戸大学大学院国際文化学研究科修了。主に鉄道と中欧、東欧、ロシアの旅行に関する記事を執筆。2018年からチェコ政府観光局公認の「チェコ親善アンバサダー2018」を務める。
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