新型コロナで引きこもりがち……そんなときこそ家に花を飾ろう 本当はかんたんな花の買い方&基本のお手入れを解説します(2/3 ページ)
4.花のお手入れって何したらいいの?
このハードルが一番高いと思うので、気合い入れてつぶしますね。
〜お花のお手入れ4コマ〜
いち
に
さん
よん
おわり。所要時間さんぷん。
花のお手入れでやるべき最低限のことは、水が濁りはじめたら換える、花瓶が汚れてたら洗う、できればそのときに茎の先を数センチ切る、新しい水と一緒に栄養剤を入れてあげるとなおよし、の4つのみです。
それぞれ解説していきましょう。
1.水が濁りかけてたら換える
花をいけた水はだんだん白く濁ってきます。
あれ? なんか透明感ないかも? と気づいたくらいで水を換えましょう(水を換えなさすぎて花が枯れることはあっても、換えすぎて枯れた例は聞いたことがないので…)。この濁りの原因は微生物の繁殖で、放っておくと水を植物を腐らせてしまいます。
水が濁りやすくなる環境は主に以下の5つです。
- 水が古い
- 水温が暖かい (暖房や日光が当たっている、単純に気温が高い)
- 葉っぱや花びらが水につかっている
- 水を汚しやすい花がたくさん入っている
- 植物が花瓶の口をふさぎすぎている(空気の入れ替えがない)
特に最後の項目はカビの原因にもなりますので、花瓶の口より下にある葉はあらかじめ間引いておきましょう。
私は冬場の暖房が効いていない部屋では2〜3日に1回、真夏は1日2回ほど水換えをしています。
2.花瓶が汚れてたら洗う
ねえ。個人的にこれが一番だるいのよ。どう? そんなでもない? お皿洗いと一緒? そっか……。
いろんなお花屋さんをみていると、清潔なスポンジ+水のみで洗っているところと、薄めた食器用洗剤を使っているところが多い気がします。洗剤を使用する場合はよく水ですすいでくださいね。
あんまり大きな声で言えないんですけど、私は空の花瓶に水とキッチンハイター入れて一晩放置したりしています。
3,茎先を数センチ切る
茎の切り口は、古くなったり乾いたりすると水を吸い上げることができなくなります。水を換えるタイミングで新しくしてあげましょう。
この作業についてはいろいろな技法があるのですが、家庭用に楽しむぶんならふつうに切って大丈夫です。
某・花の日持ち研究で有名な先生にお話を伺った際は、ほとんどの花において空切りと水切りでは結果に大きな差はないとおっしゃっていました(ものによっては水切り、湯揚げ等が効果抜群なものもあります)。
その際、工作ハサミだと茎の管をつぶしてしまうことがあるので、家庭でのお手入れにはカッターを推奨する花屋さんもいますが、正直、花ばさみが1つあるとメチャ楽なので買っておくのがおすすめです(ホームセンターにはこの世の全てが売っている)。
生ものを切っている花ばさみは汚れやすいので、できるだけ毎回水で洗い(orアルコールをシュッとし)、よく拭いて(or乾かして)ください。
花屋では、バラなどの茎は斜めに切ります。水に触れる表面積が上がるからです。やわらかい茎は平行に切ってOK。枝は切り口に十字に切れ込みを入れて、表面がヌルヌルしていたら洗うとなお良いです。アジサイや蓮は処理が少し難しいので、「アジサイ 水揚げ」などのワードで検索してみてください。
4.栄養剤があるとなおよし
「切り花 栄養剤」などで検索してみてください。正直あるのとないのとでは全然ちがいます。特に蕾の花を咲かせたい方は、あった方がいいでしょう。
栄養剤には水中の菌の繁殖をおさえる効果もあるので、日当たりのいい窓辺などに花瓶を置きたい方にもおすすめです。
これまで紹介したお手入れと関係なく、花はしょっちゅう目につくところに飾った方がいいです。食卓の上に濁った花瓶があればきっと水を換えたくなるし、不透明な花瓶に生けられてトイレの片隅に置かれた花を人は認識できなくなるから。
大切なのは、花の手入れが人間のストレスになってしまわないようにすること。もし、どうしてもお手入れができない気分のときは、いっそドライフラワーに切り替えてしまうのも手段です。
反対に、一度手入れが毎日のルーティンに加わると、花は目に見えて元気に咲くし、なんとなく自分も元気になるような……気がします。
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