「ずっと向こうの世界の僕が見てくる」 LINEのビデオ通話に閉じこめられたお笑い芸人、バーチャル脱出劇に反響(1/2 ページ)
電源落とせよ!
元お笑いコンビ「巨匠」のメンバーでピン芸人として活動する岡野陽一さんが6月1日、LINEのビデオ通話の中に閉じ込められる怪事件が発生。画面内から脱出できない“もう1人の自分”を救出すべく奮闘する姿を多くの人が生暖かく見守りました。
6月1日の深夜2時台、「何人かでLINEのグループビデオ通話みたいなのやっていたのだが、何故か僕だけ抜けれなくなった」とよく分からないことを言いながらスマートフォンのスクリーンショットをTwitterにアップした岡野さん。「他の画面にしても、ずっと向こうの世界の僕が見てくる。これを打っている今も」とつづるスクリーンショットを見ると、ビデオ通話時の小さなウィンドウが画面内に残っている状態で、そこにスマホを操作する岡野さんの顔がリアルタイムで映し出されていたようです。
その後、実に80ツイート以上、約10時間にわたってこの現象と戦うことになる岡野さん。何をやっても消えない“もう1人の自分”を見続けたためか徐々に錯乱していき、「もう贅沢もワガママも言いません! 人に優しくします! ゴミもたくさん拾います! だからここから出して下さい!」と神頼みまで始めるも効果はゼロ。
周囲からは電源を一度落とせという鉄板の解決策を勧められるものの、「おい! 何言ってんだ! 怖いぞ! 消えるかもしれないんだぞ! 下手したら両方の自分が! あんた達は一回もLINEに閉じ込められた事ないからそんな事言えるんだ! 謝れよ! おい!」と“世にも奇妙な物語”みたいなことを言い始めます。
終盤には、LINEの公式Twitterが「こ、これは一体どのような状況でしょうか……」と戸惑いながら岡野さんに接触するも、「解決に努めたいという気持ちはあるものの、正確な情報がつかみきれず、困惑しております」と交錯した情報にお手上げ状態。最終的には、LINEグループのメンバーに頼んでビデオ通話に再参加してもらい、岡野さんが先に退出するという方法で解決しており、約10時間の戦いを終えた岡野さんは「終わった 全て終わったんだ」と大作映画のエンディングのようなせりふをつぶやいていました。なんだったんだ。
脱出成功した岡野さんには、「おめでとうございます 大作楽しませて頂きました」「映画化してください!」「長い長い闘いでしたね!」など祝福コメントが続々。その後岡野さんは、LINE公式Twitterから今回の現象について丁寧な説明を受け、「皆様、今回の一連の監禁事件の真相がわかりました」「LINE公式様、私みたいな者に丁寧にありがとうございました!」とスッキリして大騒動を締めていました。
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なお、胸は天然ものなんだとか。
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