【うっかりお家で死にかけた】冬のある朝、ベッド横のコンセントから煙が上がっていて……というお話(1/2 ページ)
可燃物が多い寝室なのも怖い。
ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事をインタビューする企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「ベッド横のコンセントから煙が……」という体験談を伺いました。
連載:うっかりおうちで死にかけた
我が家は落ち着く、心が安らぐ場所―― そんなイメージに反して、時には自宅でも命に関わるような危険な事故が起こることが。ただ日々過ごす場所だけあって、どんな危険があるのか気付きにくいもの。そこで「うっかりおうちで死にかけた体験談」を募集して、いろいろな人からいろいろ聞いてみよう、という企画です。
「起床後、いつも通りにベッドを畳んでいたら……」
冬のある日、朝起きたら、ベッド横のコンセントから煙が上がっていたことがあります。
私の家のベッドは折り畳み式で下が空いていて、そこに羽なしサーキュレーター(暖房機能付き)のコードを通し、コンセントに挿していました。
起床後、いつも通りにベッドを畳んでいたら目の端に光が見え、よく見るとコンセントから煙が上がり、焦げついていました。
―― “目の端に見えた光”、もしかしたら火花だったのかもしれませんね。ところで、そのコンセントの写真を見るとヒビも入っていますが、これは?
ヒビ割れは、ちょうどそのときにできたものです。
その後、羽なしサーキュレーターの電源を切り、プラグを抜いて対処。業者に修理依頼も出したのですが、当日は来られないとのことで日をまたぐ他なく……実はそれ以降、連絡していなくて、コンセントは壊れたままになっています。もう使用はしていませんが。
編集部注:電気火災について
電気機器、配線などによる火災を「電気火災」といい、ネット上で調べるとさまざまな自治体が注意喚起を行っています。
出火の原因は「過電流(たこ足配線など)」「半断線(コードが引っ張られるなど)」「過熱(束ねたままの使用など)」「トラッキング現象(差しっぱなしのプラグとコンセントの間にホコリがたまるなどして発火)」……と多岐にわたります。そのため、今回の体験談の原因を話だけで断定するのは難しそうです。
出火原因が多岐にわたるなら、その対策方法もさまざま。本記事内では掲載しきれませんが、
- たこ足配線は避ける
- コードは束ねない、引っ張らない、家具などで踏みつけない
- 使わない電気機器はプラグを抜き、使うときはしっかり差し込む
- 差しっぱなしのプラグも時々抜いて掃除。ホコリなどがたまらないようにする
- 布団などの近くで使用しない
などのポイントがあります。数は多いのですが、どこかで耳にした覚えのある内容が多い印象。現実的なのは「危険そうなことはやらない」「自信がないときは調べて、安全かどうか確認する」といった対応かもしれません。
本企画では取材させていただける読者の方を募集しています
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