大御所女優グレン・クローズ演じる、名悪役クルエラ再び だいたいおうちにあるものでコスプレしてみた(1/2 ページ)
名女優の宅コスが見られる、そう、2020年ならね。
アカデミー賞に過去7回のノミネート歴を持つ大御所米女優グレン・クローズが10月6日、1996年のディズニー実写映画「101」で演じた名悪役クルエラになりきったコスプレ写真をInstagramに投稿。家にあったものや身近なグッズを生かした完璧すぎない変身でとっつきやすい印象に。「さすが」「親しみやすい感じになった」と話題を呼んでいます。
グレンが明かした“ホームメイドクルエラ”のレシピは以下の通り。クルエラ愛用のキセルは赤く塗った箸で代用、黒くとがった爪と赤い手袋はグローブの2枚重ねで再現し、スカーフやコートは自前のものを使っています。さすがに家にはなかった特徴的な白黒ウィッグはネットで購入、ダルメシアン耳は“近所のハロウィーンショップ”で購入したものだと明かしています。
映画撮影時とは異なり今回はメイクもグレン自ら担当。「青白く見せるベースがなかったからベビーパウダーで代用したの。サイドからは見られたもんじゃない」とおうちコスプレの苦労を嘆いており「リキッドアイライナーも必要だったけど……次の機会に」と妥協ポイントがあったことをばらしています。確かに目元はずいぶんすっきりした印象です。
大御所の宅コスに「あなたこそクルエラを演じられる唯一の存在」「すてきすぎる」「子ども時代の記憶がよみがえった」「90年代が懐かしい」とファンも大喜び。映画でのクルエラはファッション感度が高すぎるゆえに犬の毛皮を執念深く狙って暴走する女王様キャラでしたが、身近な材料で完成された“ホームメイドクルエラ”には「一気に親しみやすい感じ」と親近感を覚えるファンや「創意工夫がすごい」とグレンの創造力に感心したファンも見られました。
このおうちコスプレは、女優ベット・ミドラーが主催するNPO「New York Restoration Project」の呼びかけに応じ、寄付金集めイベントに参加するため披露されたもの。劇中「101」で痛い目に遭ったクルエラも、続編の「102」ではエラと名を変え心を入れ替えてチャリティーに励んでいたため「これはエラなのか、クルエラなのか」と細かく突っ込むディズニーファンも見られました。さてどっちだろう?
なお、ファンから圧倒的に多く寄せられた声が、続編「103」を望む声。ちなみに「101匹わんちゃん」から派生した作品として、クルエラの若い時代をエマ・ストーン主演で描く実写映画「Cruella」が2021年5月に公開予定で、グレンは製作総指揮として参加しています。日本における公開日は現時点で未定です。
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