ニュース
» 2020年11月14日 14時00分 公開

3歳児も楽しめたアニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」 子どもに見てほしい理由を全力で解説する(1/3 ページ)

なぜ子どもに見てほしいのか、全力で解説。

[ヒナタカ,ねとらぼ]

 現在、アニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来」が上映されている。

3歳児も楽しめたアニメ映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」。子どもに見て欲しい理由を全力で解説する (C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd

 「耳慣れないタイトルだな」と思ったあなたは、幸運だ。何しろ、本作は予備知識が一切なくとも楽しめる内容であり、むしろ何も知らないままで見たほうが、そのクオリティーの高さとあまりの面白さに驚き、圧倒されるだろうからだ。

 筆者は3歳と4歳のおいっ子を映画館に連れて行ったのだが、2人とも最後まで飽きることなく楽しんでいたようで、見た後には「おもしろかったー」「みんなめっちゃつよいね!」などと興奮気味に話していた。(ちなみに筆者は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」をおいっ子2人から一緒に見にいくのを断られていて、初日に1人で見に行っていた)

 そう、「羅小黒戦記」は老若男女分け隔てなく、そして子どもこそが楽しめる内容なのだ。教育的にも素晴らしいメッセージを内包しており、PG12指定がされている「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」と違って残酷描写もほぼない。家族で見る映画としても、本作は最良の選択になると断言する。

 見る前の知識としてはこれだけでも十分だが、さらなる「羅小黒戦記」の具体的な魅力、そして子どもにこそ見てほしい理由を記していこう。

「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」日本語吹き替え版予告編

1:特殊な道のりを経て一般公開に

 「羅小黒戦記」の原点は、2011年から全28話が発表され、累計2.3億回再生を誇る中国製のWebアニメシリーズだ。その劇場版として制作されたのが本作であり、Webアニメシリーズの前日譚という位置付けながらも、独立した作品として楽しめる内容となっている。

Webアニメシリーズの第1話。設定から日本語字幕をつけることもできる。

 2019年に劇場版が中国で公開されると、興行収入3.2億人民元(約49億円)のヒットを記録。続けて日本でも数カ所のミニシアターで字幕版が公開され、そのアニメとしてのクオリティーの高さや魅力的なキャラクターなどがアニメファンの間で話題となり、連日チケットがソールドアウトになる人気を得た。

 今回の日本語吹き替え版は、独立系での小規模上映だった昨年と打って変わり、作品のポテンシャルにほれ込んだアニプレックスが共同で配給を手掛け、全国94館のシネマコンプレックスで中規模の公開を実現した。

 公開日と翌日の土日2日間での動員は2万4000人を超え、週末興行成績は8位にランクインするという健闘を見せ、Filmarksでは5点満点中4.2点という高評価をキープ。初めて鑑賞した人からもSNSを筆頭に絶賛の声が続々と届いている。

 口コミで話題を集めた作品が、日本語吹き替え版まで製作され、満を持して多くの人に届けられるようになったのだ。中国製のアニメ映画がここまでの規模で劇場公開されることも、非常に珍しい。とにかく「羅小黒戦記」はひそかなヒットと高評価に後押しされて、これまでになかった特殊な道のりを経て公開されたということを、まずは知っていただきたいのだ。

3歳児も楽しめたアニメ映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」。子どもに見て欲しい理由を全力で解説する 主人公・シャオヘイ/(C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd
3歳児も楽しめたアニメ映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」。子どもに見て欲しい理由を全力で解説する シャオヘイの妖精形態/(C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd

2:スーパーハイスピードバトルアクション映画である

 本作はポスターや予告編の序盤の印象から、「ほのぼのしたファンタジー」という印象を抱く方も多いかもしれない。しかし、実際はキャラクターの魅力にほれ込むファンに加えて、アクションに度肝を抜かれる人が続出しているということも本作の特徴だ。

日本語吹替版 本編特別映像【アクションシーン】

 離れた場所にいる敵の前に瞬時に移動し、時にははるかかなたへぶっ飛ばされ、さまざまな飛び道具も繰り出される様は、瞬きするのも惜しいほどの密度と迫力がある。2Dのアニメであるはずなのに、“奥行き”や“高低差”を感じさせる、“空間”の使い方の上手さも称賛するしかない。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に“ドラえもん”が紛れています 難易度の高さに「ギブです」「ドラえもんは僕の心の中に」と諦める人続出
  2. 坂口杏里さん、「離婚は成立」と投稿 金銭貸し借り巡るDMさらし「これで終わり」「家族対1ってあまりに酷すぎる」とぶちまけ
  3. がん闘病の秋野暢子、手足の浮腫みで“見たこともない体重”に 抗がん剤の副作用を「しっかり受け止めます」
  4. HIKAKINさん、イベント中に不審者に絡まれマイク奪われる 視聴者から「ガチの放送事故」「無事でよかった」の声
  5. 愛犬に「僕の子猫がいないんです」と呼ばれた飼い主 必死に探すワンコの姿に優しさと愛情があふれている
  6. マックのハンバーガーを食べる娘に「今日のお昼ごはん何?」と聞かれ…… 青ざめる父の1コマに「うちも言う」と反響続々
  7. ダレノガレ明美、韓国でお気に入りのホクロを“ゴミ”だと除去されてしまう 「ドS Dr. ありがとう!」
  8. 笑福亭鶴瓶、背中いっぱいの「昇り鯉刺青」にファン仰天 “悪瓶さん”の貫禄あふれる後ろ姿が「迫力ハンパない」
  9. 娘が路上で子猫を発見→近づくと、突然倒れてしまい…… 保護子猫とのかわいすぎる出会いに「感動した」の声
  10. がん闘病の秋野暢子、激しい副作用とポジティブに格闘 治療で真っ赤な首筋に心配の声も「痛々しい」「見ていて辛い」

先月の総合アクセスTOP10

  1. 安倍元首相、銃で撃たれて意識不明か 事件時のものとみられる映像投稿される
  2. 野口五郎、20歳迎えた娘と誕生日デート 家族同然の西城秀樹さん長女も加わり「楽しい時間でした!」
  3. 「大阪王将」店舗にナメクジやゴキブリが発生? 元従業員の“告発”が衝撃与える 大阪王将「事実関係を調査中」
  4. この画像の中に「さかな」が隠れています 猫に見つからないように必死! 分かるとスッキリする隠し絵クイズに挑戦しよう 【お昼寝編】
  5. ダルビッシュ有&聖子、ドレスアップした夫婦ショットに反響 「ハリウッド俳優やん」「輝いてます」
  6. 「auの信頼度爆上がり」通信障害でも社長の“有能さ”に驚く声多数 一方で「まだ圏外だぞ…」など報告続く
  7. スシロー、“ビール半額”で今度は「ジョッキが小さい」との報告? 運営元「内容量に差異はない」と否定
  8. スシロー「何杯飲んでもビール半額」開始前にPOP掲示 → 注文したら全額請求 投稿者「態度に納得いかなかった」 運営元が謝罪
  9. TKO木下、海外旅行先で総額270万円のスリ被害に エルメスの財布奪われた“瞬間映像”も公開「くっそ〜……」
  10. パパが好きすぎて、畑仕事中も離れない元保護子猫 お外にドキドキしながら背中に乗って応援する姿があいらしい