【好きなゲームが世間のクソゲーな人インタビュー】クソゲーと呼ぶ前に説明書を読んでほしい「レリクス 暗黒要塞」(1/2 ページ)
ロード時間の長さも有名ですが、現在は改善された移植版も配信されているもよう。
年末企画「自分の好きなゲームが世間ではクソゲーと言われている人インタビュー」。今回は、1987年に登場した「レリクス 暗黒要塞」(ファミリーコンピュータディスクシステム)のRTA走者さんにお話を伺いました。ちなみに、本企画の別記事(ソード・オブ・ソダン)と同じ方。
企画:好きなゲームが世間のクソゲー
「これはクソゲー」「あれはクソゲー」と世間は気軽に言うけれど、遊び方も感性も人それぞれ。むしろ、そんな風に言われている作品の魅力を知っている人に話を聞いてみよう。Twitterで募集をかけたら、2〜3人くらい手を上げてくださるのでは?
……と思っていたら、100人くらいから連絡が来ちゃった企画です。編集部のリソース的に可能な範囲で記事化。1日1本ペースだと公開しきるまでに数カ月かかるので1時間に1本ずつ公開します。
「レリクス 暗黒要塞」(ゆゆキチさん/@falia1107)
PCで大人気だった「レリクス」というゲームのアレンジ移植版です。初めてプレイしたときは、説明書も読まずにクソゲー扱いしてしまって、棚の奥に封印。しかし、ルールを理解して真剣に接することで、このゲームの本当の面白さに気付きました!
それからはとにかく楽しくなって、クリアするだけでは物足りなくなってしまい、新たなRTAのレギュレーションを勝手に作って走ったり、RTA大会を主催したりしているほど大好きなゲームです。
※ちなみに、ニコニコ動画などにRTA解説動画の投稿も行っているとか。興味のある方はそちらも楽しめそう
世間ではクソゲーと言われている理由
- 「おまちくた"さい」の文が印象的な圧倒的なロード回数、ゲーム時間の大半がロード時間
- 1歩歩けば1分「おまちくた"さい」
- 兵士が出たら「おまちくた"さい」
- スタート直後に「おまちくた"さい」
- ハシゴを降りると「おまちくた"さい」
- 足を踏み外すと「おまちくた"さい」
- 元のPC版の面影もない劣悪移植
- 頻繁なディスク入れ替え
- 劣悪で意味不明な操作性
- ぎこちない動き、ジャンプの動きがもっさり
- ラスボス後にエンディングが始まらないバグがある
クソゲーとされる理由に納得できるか
できません!!!(憤慨)
よく言われることなのですが、ロードは「1回につき1分」ではなく「一律8秒」です。当時遊んだ人の勘違いがまだまだネット上で見受けられます……。また、「ゲーム時間の大半がロード時間」という話ですが、実際普通にプレイをしていればロードはプレイ時間の約3分の1ほど! 意外とそこまで気にならなかったりします。
※ちなみに、レトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」では「ゲームの内容をそのままに、快適な動作が楽しめるように改良」したというバージョンが配信されている。価格は0円
「意味不明な操作性で振り向くことすらできない」「敵の攻撃が来ないことを祈る運ゲー」と言われることもありますが、ちゃんと説明書を読めばガードなどのやり方が載っています。市販されているゲーム雑誌ですら、このことを知らずに書かれているレビューが見受けられるのですが、説明書を読まずにクソゲー扱いされてしまうのはとても悲しいことです……。
「PC版とは似ても似つかないクソゲー」という評価に対しては、“別物と見ればとても楽しい探索アクションゲーム”だと思います。特に、難しいストーリーやノーヒントの謎解きといった要素が苦手な方は、シンプルなこちらをオススメします!
バグ技だけは私も悩まされておりますが、回避する方法を発見したので広めていきたいと思います。
このゲームの魅力
このゲームの特徴は何と言っても「倒した一部の敵に乗り移れる」こと。今ではありふれた表現かもしれませんが、当時、このようなシステムは非常に斬新で、しかも形にできたことは素晴らしいと思います! 乗り移れる体も多種多様で魔法使いや銃使い、剣士、格闘家と個性豊かなキャラクターを操作できます。
ファミコン初期のゲームとしては、トップクラスのデカキャラを操作できるのも魅力的です! ただ横に動くだけではなく、ジャンプやしゃがむといった細かい動作まで用意されています。防御の仕方は独特で、後ろキーを入力することで発動。最近の格ゲーでこそ当たり前ですが、この時代にこのシステムを採用した本作は先見の明があったと思います。
通常プレイはもちろんのこと、さまざまな技を駆使して最速クリアするのが非常に楽しい作品なのでRTA走者が増えることも祈っております。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
-
「マフラーの音が自慢」 平野紫耀の“イケメン弟”、“1400万円の高級外車”お披露目にダウンタウンら「ウソやろ!?」「カッコイイなぁ」
-
ホロライブ・天音かなた、“まさかのやらかし”でゲームを開始できず配信を終了してしまい視聴者爆笑 「伝説の配信」「終わったw」
-
「資さんうどん」関東第1号店は千葉に 2024年冬オープン 東京1号店は2025年に
-
雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
-
「浮ついた気持ちあった」 “30万人が視聴”有名ストリーマー、セクシー女優との“不倫疑惑”を弁明
-
「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
-
「このレベルは見たことない」 阪神甲子園球場がゲリラ豪雨で試合中止 驚きの光景に「エグすぎでしょ」「野球どころじゃなかった」
-
“緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
-
メルカリで300円の紙モノセットを購入してみたら…… 驚きの中身に「とても素敵」「破格ですね」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
- 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
- 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
- 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
- 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
- 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
- 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
- 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
- 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
- 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
- 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」