米ニューヨーク市警察、押収車両を重機で破壊する「見せしめ」映像公開 2021年4月以降に押収した違法改造バイクやバギーは1203台

ブルドーザーで叩き潰す。

[ねとらぼ]

　米ニューヨーク市警察は2021年8月5日、押収したバイクやバギーなどを重機で粉砕する様子を撮影した「見せしめ」映像を公開しました。

NYPDが押収車両を破壊（画像はTwitterより）

　映像を公開したのはニューヨーク市警察のダーモット・シア長官。自身のTwitterアカウントで倍速処理を施したショートビデオを投稿しました。

　Twitterの投稿によれば、NYPDが2021年4月以降に押収したバイクやバギーは1203台。これらは方向指示器やミラーなどの安全装置が取り付けられていないなどの違反があったものや、違法に改造されたもので、「無法状態」と言われるほどNY市内で問題になっています。

ブルドーザーで叩き潰されるバギー（画像はTwitterより）

最後は大きなタイヤで踏み潰す（画像はTwitterより）

踏み潰されてぺちゃんこになったバギー（画像はTwitterより）

　映像には4輪バギー（ATV）をブルドーザーで叩き潰し、踏み潰し、グリグリと地面に押さえつけて破壊していく様子が写し出されています。違法な乗り物を所有する人たちにプレッシャーを与えることが狙いと見られますが、この処分方法に対しては「もっと何か良い方法があるはずだ」「お金の無駄じゃないか」といった批判的な声が多くみられますが、「いいぞもっとやれ」「ありがとう」といった好意的な声も多く寄せられていました。

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