森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』、上田誠脚本でアニメ化 「最高のタッグ」「好きと好きのコラボ!!」とファン歓喜
アニメ「四畳半神話大系」の湯浅監督はイラストで応援。
森見登美彦さんの小説『四畳半タイムマシンブルース』のアニメ化が決定。同作は森見さんが手掛けた『四畳半神話大系』と、上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」が融合した作品です。
『四畳半タイムマシンブルース』の舞台は、8月12日の京都市左京区にある「下鴨幽水荘」。タイムマシンに乗った男子学生・田村の出現がきっかけとなり、主人公たちは「昨日」と「今日」を舞台に、エアコンを動かすため、日常を取り戻すために右往左往することとなります。
同作のアニメーションを制作するのはサイエンスSARU。上田さんが脚本、中村佑介さんがキャラクター原案を担当し、夏目真悟さんが監督を務めます。上田さんは、テレビアニメ「四畳半神話大系」の他、劇場アニメ「夜は短し歩けよ乙女」(2017年)、「ペンギン ・ ハイウェイ」(2018年)でも脚本を担当しており、森見さん原作のアニメに参加するのは4回目となります。
制作発表を受け、原作者である森見さんは「そんなウマイ話はないだろうな、と思っていたのに、まさか本当にアニメ化が実現するとは……」と、驚きと喜びをコメント。また、原案としても名を連ねている上田さんによると、森見さんとのこれまでのいきさつは大変に入り組んでいるそうで、「ふたつの作品が、時空をまたいでくんずほぐれつしたすえこうなりました」と語っています。
また、テレビアニメ「四畳半神話大系」や映画「夜は短し歩けよ乙女」で監督を務めた湯浅政明さんはイラストで同作のスタッフを激励。ネット上では両作品のファンから「待ってましたーーー!」「最高のタッグですねぇ」「好きと好きのコラボ!!」と、歓喜の声が多数寄せられています。
監督:夏目真悟さんのコメント
「四畳半神話大系」のアニメ放送から10年以上経ちましたが、「四畳半タイムマシンブルース」を読み始めた途端、一気にあの時の感覚が甦りました。この懐かしさをみなさんと共有できるようアニメ化、頑張ります。合わせて“サマータイムマシン・ブルース”という新しい感覚も楽しんでもらえるよう、更に邁進するつもりです。
原作:森見登美彦さんのコメント
そうなれば嬉しいな、けれどもそんなウマイ話はないだろうな、と思っていたのに、まさか本当にアニメ化が実現するとは……。作者のひとりとして嬉しいかぎりです。四畳半の夏、タイムマシンの夏を楽しみにしております。
脚本(原作小説『四畳半タイムマシン・ブルース』原案):上田誠さんのコメント
人類史上もっとも暑苦しく不毛な青春SF奇譚が、中村さんの熱のこもったキャラクターと、湯浅監督の湯のような熱量をひきついだ、これまた名前さえ夏らしい夏目監督によってアニメになります。より三層くらい暑いです。原作の森見さんと僕のここまでの経緯はたいへん入り組んでおり、「四畳半神話大系」と「サマータイムマシン・ブルース」というふたつの作品が、時空をまたいでくんずほぐれつしたすえこうなりました。物語も負けじと入り組んでいますが、因果の糸をかいくぐり駆け抜けたはてには、涼やかなクーラーの風と夏の夕暮れが待っておりましょう。
キャラクター原案:中村佑介さんのコメント
アニメ「四畳半神話大系」放送からもう11年。新入生も増え、卒業生の写真も抱え、あの頃と同じメンツはまだ同じ四畳半でドンチャン騒ぎを続けていました。ドアの鍵は開けておりますので、懐かしい顔のあなたもぜひ久しぶりにお立ち寄りください。相変わらずクーラーはありませんが、冷やしたラムネくらいはご用意してありますとも。
関連記事
- 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』がアニメ映画化 声優に北香那と蒼井優、制作はスタジオコロリド
監督は、映画「台風のノルダ」でキャラクターデザインと作画監督を務めた石田祐康さん。 - アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」の予告編が解禁 星野源の演技や「アジカン」による主題歌も初披露
早口が大変そう。 - 森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」、星野源主演でアニメ映画化 湯浅監督ら「四畳半」のメンバーが再集結!
2017年4月7日に全国公開。 - 「四畳半神話大系」と「ピンポン THE ANIMATION」が無料配信へ 湯浅監督の映画2連続公開記念
「夜は短し歩けよ乙女」の予習にもいいかも。 - マジンガーZの格納庫建設に挑め! 「前田建設ファンタジー営業部」、期間限定のオンライン無料上映を実施
応募した人の中から1000人が視聴できます。 - マッドハウスの新作テレビアニメ「Sonny Boy」が2021年放送 キャラ原案は江口寿史、銀杏BOYZは初のアニメ主題歌
なにこれエモい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
-
「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
-
「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
-
才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
-
【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
-
「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
-
武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
-
大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
-
ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
-
「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
- 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
- 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
- パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
- アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
- 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
- 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
- PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」