アンジェリーナ・ジョリーがInstagram開設 アフガニスタンに住む少女の手紙公開、すでに480万人超がフォロー
初のSNS。
米俳優のアンジェリーナ・ジョリーが8月20日にInstagramを開設。アフガニスタンに住む10代の少女から届いた手紙を紹介しています。アフガニスタンでは反政府武装勢力のタリバンが首都カブールを制圧。日本時間の16日早朝に既存のアフガニスタン政府に対する勝利を宣言しています。
これまで自身のSNSアカウントを持たなかったアンジェリーナですが、SNSという表現手段を持たないアフガニスタンの人々の経験や、基本的人権のために戦っている世界中の人々の声を伝えるためにInstagramを始めたと説明。
写真で紹介した少女の手紙には、タリバンを恐れていることや、夢は失われ、自分たちの権利がすべて奪われたと考えていることなどが英語で記されています。
アンジェリーナは2001年のアメリカ同時多発テロの2週間前にアフガニスタン国境でタリバンから逃れてきたアフガン難民に会った経験について触れ、多くの犠牲を払った結果として今回このような事態になったことについて「ほとんど理解できない失敗」と厳しく指摘。
有能な人々であるアフガン難民たちが重荷のように扱われている様子を何十年にもわたって見てきたことにうんざりしている、とした上で、「他の人のように私まで目を背けてはいけない。私はこれからも支援の方法を探していきます。そして、あなたも私の仲間に加わってくれることを希望します」と締めくくっています。
アンジーはアカデミー賞受賞俳優としての顔の他、国連難民高等弁務官事務所の特使としての顔もあり、さらに今回、米『タイム』誌の寄稿編集者として、アフガニスタンで現在起きている問題についての自身の考えを同誌に執筆しています。
アンジェリーナのInstagramアカウントは、すでにフォロワーが480万人を超えており、当該の投稿には177万を超える「いいね」がされています(記事執筆時点)。
(五月アメボシ)
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