ノーベル平和賞最年少受賞のマララ・ユスフザイさんが結婚 オスカー俳優やグレタさんら、世界各国から祝福の声が届く(1/2 ページ)
お相手はパキスタンのスポーツ関係者とのこと。
» 2021年11月10日 18時20分 公開
[レイノルズ村上,ねとらぼ]
パキスタン出身の人権活動家で、2014年に最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが11月9日にInstagramを更新し、結婚を報告。相手は同じくパキスタン出身で、同国のクリケット(イングランド発祥のスポーツ)協会の組織役員アッセル・マリクさんとのことで、世界中から祝福の声が寄せられています。
マララさんは「今日は記念すべき1日になりました。私とアッセルは生涯のパートナーとなりました」と、アッセルさんと手を取り合ってほほ笑む婚礼写真を公開。式はイングランドのバーミンガムにある家で、親族を呼び寄せて小規模で行ったとのことです。
結びには「これから2人で人生を歩むことに、大きな喜びを感じています」と記し、コメント欄には「おめでとう!」「末永くお幸せに!」と世界各国の言語でお祝いの言葉が並びました。また、各国の著名人からもお祝いのメッセージが送られており、オスカー俳優のリース・ウィザースプーンさん、インド出身でミス・ワールド優勝俳優のプリヤンカー・チョープラーさん、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんといった名が見受けられました。
マララさんは1997年パキスタン北西部生まれで、現在24歳。アフガニスタンで活動するイスラム教原理主義組織「タリバン」による女性の学習妨害や人権侵害に立ち向かったことで知られており、15歳の時には同組織関係者に頭を銃で撃たれるといった壮絶な体験を経ても学習をやめず、事故から2年後の2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞し、注目を集めました。
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