家の裏で子猫を保護→しかし難病“FIP”を発症し…… 寛解までの軌跡と愛情に「目に一杯の涙が」「本当頑張ったね」
幸せな日々を送る現在の姿にじんときます。
助けを求めるように鳴き続けていた子猫を保護。しかしその後、難病「FIP」を発症した子猫の回復までの軌跡と、飼い主の愛情を記録した動画がYouTubeで公開されています。動画は2月17日時点で、24万回以上再生されています。
2020年の梅雨の時期、現・飼い主さんの家の裏で発見された黒猫「モカ」ちゃん。保護当時はひどく汚れており、また出されたごはんに対しても警戒していました。
しかしすぐに大声でごはんをせがむようになったカギしっぽのモカちゃん。甘えん坊な性格と持ち前の愛嬌を発揮します。メロメロになったママさんとパパさんは最後まで面倒を見る約束をしました。
病院での検査も終え、無事に家猫として一緒に暮らせるようになったモカちゃん。先住猫たちとも徐々に仲良くなって、すっかり家族の一員になります。
そんな平穏な暮らしが始まってから2カ月後のある日、モカちゃんは突然ジャンプができなくなり、さらに高熱を出してしまいます。病院でもらった薬も効かず、後日検査した結果、致死率99%の難病である猫のコロナウイルス感染症「猫伝染性腹膜炎(FIP)」と診断されてしまいます。
大きなショックを受けた飼い主さんは、病気の恐ろしさに泣きながらも、治療法があることを知り、絶対に治すことを決意。そしてこの日から未承認のFIP治療薬による、モカちゃんの投薬生活が始まりました。
モカちゃんの闘病中は、たくさんの不安や苦労があった飼い主さん。そんな中でも、少しずつ回復していくモカちゃんの様子やちょっとした成長に大きな喜びを感じていました――「モカと暮らしてたくさんの気持ちを知りました」。
そうして84日間の投薬治療を経て、驚異的な回復を見せたモカちゃん。なんと、無事に「寛解」したのです。立派な甘えん坊に成長したモカちゃんは、ママさんパパさんに猫語でたくさんしゃべりかけ、飛んで抱きつき、足元にゴロンし、背中や肩によじ登ります。毎日家族を笑顔にすることを日課にしているかのようです。
その後再発の予兆もなく、検査結果も良好。投薬終了後から1年後、最後の検査で飼い主さんとモカちゃんは獣医師から「寛解」のお墨付きをもらいました。
モカちゃんは現在、先住猫の「ちくわ」くんと「ビビ」ちゃん、先住犬の「バンビ」ちゃんと一緒に、平穏で大切な毎日を送っています。何でもない日常がどれだけ幸せかをあらためて感じ、モカちゃんの元気な姿に胸が熱くなる記録動画でした。
寛解までの記録は飼い主さんによるYouTubeチャンネル「はぴ猫日記」にて公開されています。この他にも、上手にベルを鳴らす天才・モカちゃんの動画や、猫ちゃんそれぞれで違う“甘え方”を比較した動画など、かわいくて癒やされる日常を見られます。
またTwitterアカウント(@hapinekosan)では、みんなの寝顔写真や楽しいショート動画などを更新中。これからもモカちゃん家族が健康で仲良く、そして幸せいっぱいに過ごしていくことを心から願います!
画像提供:YouTubeチャンネル「はぴ猫日記」さん
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