バレー日本代表・藤井直伸、胃がん公表から一夜明け「元気、勇気をいただきました!!」　同期選手は“丸刈り”でエール（1/2 ページ）

みんな応援しています。

[深戸進路，ねとらぼ]

　東京オリンピックバレーボール男子代表の藤井直伸選手が2月28日にInstagramを更新。ステージ4の胃がん公表から一夜明け、世界中からの応援メッセージに「みなさん、たくさんの温かいメッセージありがとうございます！」と感謝を伝えています。

藤井直伸選手（画像は東レアローズ公式サイトから）

　藤井選手は27日にステージ4の胃がん及び脳への転移を公表し、既に頭部の放射線治療を終え、28日から抗がん剤治療に入ることをInstagramで報告。過酷な状況の中でも「家族・チームメイトの温かい支えにより、もう前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っています！」と前向きな言葉を並べ、世界中の仲間たちやファンからは「お元気な姿を拝見できる日が来ることを心から願っています」「藤井さんがコートに戻って来ることを信じています」など続々とエールが届いていました（関連記事）。

　がん公表から一夜明け、藤井選手は「みなさん、たくさんの温かいメッセージありがとうございます!!　本当に元気、勇気をいただきました!!」と感謝のメッセージを投稿。同日から始まる抗がん剤治療に向けて、「エネルギーに満ち満ちておりますさぁ、今日からの治療強い気持ちをもって頑張るぞい!!!」と力強く意気込みをつづっています。

今回の投稿。藤井選手に合わせ、同期選手たちが丸刈りに（画像は藤井直伸Instagramから）

　また治療に備えて頭を丸刈りにした藤井選手は、「みんなまだまだ剃りが甘いねでも、本当にありがとう」と同期の伏見大和選手（ウルフドッグス名古屋）、井手智選手（ユナイテッド・バレーズ・フランクフルト）らが同じく丸刈りした“強いきずな”を感じる写真を公開。ファンからは、「治療頑張ってください！　ずっと待っています！」「おかえりなさいって言える日まで、ずっとずっと待ってます！」「また元気な姿でバレーをしている藤井さんを見られることを楽しみにしています！」など引き続き多くの応援メッセージが寄せられました。

　藤井選手は2013年からV.LEAGUE「東レアローズ」に所属し、2017年には日本代表メンバーに選出され、2021年開催の東京オリンピックではベネズエラ戦に出場。プライベートでは、2021年9月に元バレーボール女子日本代表の佐藤美弥さんとの結婚を発表しています。