高橋英樹、「十津川警部」生みの親・西村京太郎さんを追悼 初主演から30年「長い線路をずっと一緒に走ってきた」
「高橋英樹=十津川警部なのです」
俳優の高橋英樹さんが3月6日にブログを更新。推理小説作家・西村京太郎さんの訃報を受け、「私にとりましては十津川警部は分身です」と思いをつづっています。
トラベルミステリーの第一人者として多くの名作を生み出した西村さんは3日、肝臓がんのため91歳で亡くなりました。晩年まで執筆を続けた「十津川警部シリーズ」は多くの作品がテレビドラマ化されており、高橋さんは1990年〜1991年放送の「火曜ミステリー劇場」(テレビ朝日系)で十津川警部役を務め、2000年放送の「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズ(テレビ朝日系)から再び同役を演じています。
高橋さんは、「お住まいの湯河原から昨年末におみかんを送って頂きまだまだお元気のご様子でした」と最近まで西村さんとの交流が続いていたことを告白。「私にとりましては十津川警部は分身です 高橋英樹=十津川警部なのです 長い線路をずっと一緒に走ってきた大好きな役柄なのです」と初主演から30年以上の付き合いになる同シリーズへの思いを吐露し、「その生みの親 西村京太郎先生の突然の訃報大変驚きました」と急な別れに動揺していることを明かしました。
思い出を振り返るように、同シリーズへの撮影オフショットを多く公開した高橋さん。最後には、「今までの十津川警部 今の十津川警部 これからの十津川警部 みんな先生の子供です ご冥福をお祈りいたします」と追悼しています。
ブログ読者からは、「西村京太郎先生の作品の大ファンでしたので、大変ショックです。英樹さんの十津川警部を生み出された方……英樹さんもお辛いと思います」「分身だなんて言うくらい、心の一部になっていて西村先生は喜んでると思います。交流があると、本当に辛いですよね…」「これからも英樹さんには西村京太郎先生の十津川警部シリーズを続けてもらいたいです。先生のご供養にもなると思います。今はただご冥福をお祈り致します」など“偉大な推理作家”をしのぶコメントが寄せられました。
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